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理想の福祉用具専門相談員って。▶︎▶︎note福祉用具部

さて、あなたが思う理想の福祉用具専門相談員はどういった感じでしょうか?

そして、目標となるような福祉用具専門相談員は近くにいますか?

綺麗事ばかりを私は並べようとは思いませんが、利用者へ“寄り添う”ことの出来る人、これが理想の福祉用具専門相談員だと思っています。

簡単に“寄り添う”とは書きましたが、これが真に出来ている人は少ないかもしれない。

利用者の話をウンウンと、頷くことが寄り添っているのではなく、そこに隠された希望・要望を対話によって気付く。

気付くためには、何が必要か。

知識、スキル、技術、コミュニケーション力、そして、笑顔。

全ての能力がある程度無いと、中々、真の“寄り添う”ということは難しい。

福祉・介護の業界は本当に特殊で、その前提に挙げられることと言えば、業者選定をケアマネジャーが行うことです。

基本的に他の業界では無いことですね。

そのためか、利用者・家族も、地域のどこの福祉用具屋さんが良いのか分からないために、ケアマネジャーが連れてくる福祉用具専門相談員を信じる。

それは、訪問介護でも看護でも然り。

通常の業界では基本的には、エンドユーザーへ売り込みをかけるものだが、介護の世界は、違う。
ケアマネジャーへ商品(サービス)を売り込むのだ。

新しい福祉用具が出れば、ケアマネジャーへ営業。

そのような世界に長年いると、利用者目線だったはずが、徐々にケアマネジャー目線となる。

しかし、そんなことを利用者、家族は分からないので、それが「普通」だと感じる。

そこは押さえつつも、やはり、キチンと利用者のADLを見て、そして、住環境と適合させ、【その人だけ】の福祉用具や住宅改修を導入し、支援をする。

当たり前のことを小難しく書いただけかもしれませんが、ここってどれだけの福祉用具専門相談員が意識をして業務をしているのだろうか。

理想の福祉用具専門相談員は、「当たり前のことを当たり前に。」を理解し、実践し、伝えていっている人たちのことを言うのだろうと感じます。

“寄り添う”とは、本当に難しいこと。

あなたの理想の福祉用具専門相談員さんをあなた自身が作り上げていってほしいなぁ、と思っています。


by inochi

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inochi(フクシカイゴ× 福祉用具×Reform)▶︎▷▶︎note福祉用具部隊長
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