プロの福祉用具専門相談員が教える売り上げへ繋がる思考について②
お疲れ様です。
今回は、「売り上げを上げる」の購入編です。
購入に関しての売り上げを上げる要素は2点。(購入とは言うものの、貸与や住宅改修にも言えることですが…)
❶“ついで提案”がキチンと行えているか。
❷その提案に根拠はあるか。
▶︎❶について
さて、この“ついで提案”ってキチンと出来ていますか?
私も“簡単”に書いてますが、これが出来る福祉用具専門相談員は、住環境や利用者のADL、介護力など、周りが見れているってことなんですよね。
そして、毎回面倒臭がらず必ず伝えています。
例えば、
●電動ベッドの時
▶︎防水シーツ、BOXシーツ、ベッドパットなどは、洗い替えも提案すると2セットの購入比率が高い。
▶︎枕カバー
●杖の時
▶︎机などに引っ掛ける「転ばぬ杖」
↑これはよく売りました。
●ポータブルトイレの時
▶︎足元に敷く防水シート(洗い替え)
▶︎消臭液
▶︎目隠しのための衝立て(ついたて)
●シャワーチェアの時
▶︎滑り止めマット(浴槽内と洗い場の2枚)
▶︎洗面器置き台(今のイスを代用することも有り)
など、もう既に提案をされている福祉用具専門相談員も当然居るかと思いますが、そこを「ケアマネの目」を考え過ぎて、伝えていないならば、それは全く違うので、その思考は止めてください。
▶︎❷その提案に根拠はあるか。
この「根拠」、ここが福祉用具専門相談員の力量(スキル)が図られるところですね。
これまでの経験で身に付けたスキル。
このスキルは、何か?
そう、利用者や家族からの生の声をどれだけ身に付けているか。
「このシルバーカーのこの点は良かったよ」
「こんな使い方したら、危なかったよ」
「この滑り止めマット、重いよー」
「この防水シーツ、肌触りが少し合わないわ」
「このポータブルトイレ、コンパクトで動かして易くて良かったよ」
などなど、日々小さな点かもしれないけど、利用者や家族からの「お声」があると思いますが、この「お声」をどれだけ親身に聞き、自分に落とし込めるのか。
私たちの仕事の大事な点って何だと思いますか?
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