家屋評価✖️介護と医療(リハ)の壁
今日は、福祉用具専門相談員指定講習会で、「住環境と福祉用具」の課目をお話しさせて頂きました。
二時間の授業後、一人の女性受講生Sさんから質問があり、
「先生、今ちょうど滋賀県に住む父が入院していて、この前自宅に理学療法士の人と父が一時帰宅をして、現状の家の様子を見にきたんですよ」
よくよく聞くと、この一時帰宅は、これからのリハビリの方向性を決めるため、現状の家屋状況を確認する一時帰宅だったそうだ。
しかし、話を聞いていると、
「理学療法士の人が、
「まぁ、これを持てばこのまたぎ動作はいけますかねー。」とか、
「ここを支えにすれば、ここは大丈夫ですかねー。」
と、言うので、私たち家族は「そうなんや、大丈夫なんや!」
って、思いましたけど、今日先生の話を聞いて、手すりの位置とかもしっかり決めないといけないですよね。そこまで理学療法士の人は言ってくれなかったから、どうしたらいいでしょ…」
「それに、入院したてなのに、もう退院の話が出るんです。そんなものなんですか?!」
しかも、
「いつも皆さん二ヶ月から二ヶ月半くらいで退院してますよー」
って言われたんです。
これは、今の医療報酬加算などを見ると、病院側は、長く入院をさせられない。
長くなればなるほど、医療報酬が下がるから。
しかし、そうだとしても、「伝え方」と言うものがあるだろう。
このお話を受けて、私は、
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