地口が広いと人は知識か解釈力を試される。【のうきん】こと『私、能力は平均値でって言ったよね!』。
まあひとまず今月のアタマに消えた掲示板での
ファーストレビューはこうなっていたか。
ま、軽く注釈加えると、後にもまとめて出て来ますが、
4ピースの一角にして主人公マイル / アデル・フォン・
アスカム◆和氣あず未[俳協]。『ウマ娘』のスペシャル
ウイークで有名なので、よくスペちゃんと呼ばれると。
ま、声優としてはネトラジ発で自称は「あじゅじゅ」なん
ですが、JUJUは嫌いだし言いにくいので「残念な
わぎあず」と呼ぶか、一般名詞化しているスペちゃんと
呼び慣わすのが普通かなと。
ま、『姫ちゃんのリボン』のポコ太はよく『魔女宅』の
メイン考察テーマになりやすい「ジジの声が理解できなく
なる理論」でもよく使われるところで、少女マンガにおいて
は主人公の女の子の心情を仮託する存在として出てくる
愛玩動物がぬいぐるみの形となって出やすい代表例。
この作品とポコ太の間で出てくるこのタイプの代表例は
『それが声優!』の主人公・一之瀬双葉◆高橋李依[81]
が持ってる人形マスコット・一之瀬コロリちゃんになるの
かなと。
https://m.youtube.com/watch?v=QjWfGjAhq_w
まあそれでここに本題がもう出てる。
まあ『それが声優!』の作画担当だった畑健二郎の
『ハヤテのごとく!』なんかでもそうですが、この【のう
きん(能均)】もコマネタパロネタ地口ネタが多種多岐に
渡っており、そうした作品は漏れなく
地口が広いと人は知識を試される。
な形で知識か或いはこのネタを持って来ることに対しての
解釈力を問われることになる、そんな作品の一つでもあると。
メイン役はほぼ4ピースの形で、音響を含めたメインキャス
ティングはおよそ次の通り。
音響監督■えびなやすのり /
音響制作■ダックスプロダクション /
音楽制作■エイベックス・ピクチャーズ
栗原海里(くりはらみさと) / マイル / アデル・フォン・
アスカム◆和氣あず未[俳協]
本作の主人公。銀髪の長髪にピンクのリボンを付けている。
ハンター養成学校入学時12歳。前世は日本人の栗原海里
(くりはらみさと)であり、日本での18歳時に少女をかばって
事故に遭い、転生してアデル・フォン・アスカムとして
アスカム子爵家に生を受ける。
生まれてからの約10年間は前世の記憶が存在しなかったが、
10歳になったある日に強烈な頭痛と共に全てを思い出す。
転生時に出会った創造主によってナノマシン◆羽多野渉[81]
の存在を知らされており、学園入学前にはナノマシンと会話
できることに気付く。
(一応放映当初のwikipedia記述をベースに構成しています)
レーナ◆徳井青空(avexP&d)
魔術師の少女。赤髪で「赤のレーナ」の異名を持つ。
ハンター養成学校入学時15歳。
一応響所属から外れ原作漫画も終了させて移籍した
から「ミルキィホームズ」ではなくなった「そらまる」です
けど、そこはやはり実力を買われての起用。しっかり作中に
他の3人の真似もやらかす「そらまる劇場」もございます。
メーヴィス◆内村史子(VIMS)
「赤き誓い」のリーダーで、オースティン伯爵家の末っ子
にして長女。金髪で短髪。ハンター養成学校入学時17歳。
この頃リドルもファフニールも観てないからコンタクト
(接点)としては『青ブタ』の古賀(プチデビル)篇で
友人グループのリーダーだった香芝玲奈(れなちゃん)が
強いて言えば知ってた口だったわけですが。
ポーリン◆田澤茉純[俳協]
気の弱そうなふわふわ少女。ハンター養成学校入学時14歳。
他のパーティーメンバー三人と比べて圧倒的に胸が大きい。
とある商人の愛人の娘。正確にいうと愛人の連れ子で、
実の父は有名かつ有力な商人であった。
端的にいえば腹黒おっぱいさん。でもようやくこの人に
スポットライトが当たったか、と当時は思ってた。
『六畳間の侵略者!?』組でクラノ=キリハやってた三番手。
(先に◆鈴木絵理[俳協]と◆長縄まりあ[アイム]は
ポーンと売れて、あと一人はやっと『邪神ちゃん』長く
やってて再評価されつつ原作者とお幸せに、な流れになり
つつある◆大森日雅[クロコダイル]と四人ユニットだったの
が『六畳間の侵略者!?』だっけ)
【OP】赤き誓い(マイル&レーナ&メーヴィス&ポーリン)
『スマイルスキル=スキスキル!』
【ED】マイル(CV.和氣あず未)『ゲンザイ↑バンザイ↑』
主題歌はどちらも畑亜貴作詞でアレンジしているのは
福岡出身で平成ライダーとゴールデンボンバーのオーソ
リティにもなってるtatsuo。BABYMETAL「メギツネ」の
アレンジも担当してた人なのでOPEDアレンジの
統率感で行くとナンバーワンなのかも。
「私、能力は平均値でって言ったよね!」太田雅彦監督×あおしまたかしインタビュー 「この子ならチートでもいいかと思わせたい」(WebNewtype) - goo ニュース→上手く行かなかったのでWeb Newtypeから直に。
個人的な視点で行くと、やはり注意点が一つだけ。
個人的な視点で行くと、やはり注意点が一つだけあって、
ぶらざぁのっぽ組だった山田靖智の脚本だけが勇み足で
ルールを逸脱しているので、コイツの担当話数は多少
無視して視聴するのが吉、と言われていること。
(特に4、6話は注意、って言われてたっけ)
【のうきん】第6話 感想 修学旅行っぽい!
【私、能力は平均値でって言ったよね!】 : あにこ便
に対しての補足注釈はそういや炙り出していた。
※ぶらざあのっぽ出身の山田靖智(やまだ やすのり)か。
手早く言えば「ヤシガニ」(『ロスト・ユニバース』 )の
時のシリーズ構成。
あと、やっぱり倫理観と世界観の作り方が若干古めかしい
傾向はあるわな。近作の3作品も「妖怪アパートの幽雅な
日常(シリーズ構成)」「しょびっち」「音楽少女」あたり
だし。スルー推奨。
ま、基本的にはこのコメントが的をちゃんと射てる。
【のうきん】第5話 感想 重い過去と薄い過去
【私、能力は平均値でって言ったよね!】 : あにこ便
5話は『私、気になります!』のえるたそネタや
『かみなり…ブレーク』とかグレートマジンガーの
サンダーブレークとか新旧ネタでやりたい放題です
けど、やはりここがらしい。
まあネタのチョイスとしてはちゃんと原典優先。
これも山田靖智(やまだ やすのり)回ではあるものの
第10話の『あしたのジョー』ネタは45秒近くあって
長尺だし、この回は信田ユウの絵コンテ回なので、
多少救われてはいる。
だからやはり
『そっか…マイルイヤーは地獄耳』
となるわけで(ま、ここはみんな阿久悠のせいで、
日本人の半分は「地獄耳」といえば「デビルイヤー」
と答える理論炸裂、なんだっけ)。
よって『ドラえもん』ネタもわさドラではなく、
のぶドラ(大山のぶ代ドラ)の「リスペクトベース」。
【のうきん】第2話 感想 聞いてマルセリーナちょっと言いにくいんだけど【私、能力は平均値でって言ったよね!】 : あにこ便
*しかもちゃんとわさドラではなくのぶドラ(大山のぶ代ドラえもん)
発音という。
月曜深夜は『私、能力は平均値でって言ったよね!』。
若干古臭くてつまんない書き方をするぶらざあのっぽ組
出身の山田靖智脚本が足を引っ張り気味でしたが、
あおしまたかし(脚本)-太田雅彦(絵コンテ)の主力組と
鴻野貴光(脚本)-おざわかずひろ(絵コンテ,かつては
パイオニアLDC作品手がけていて「大運動会」ではOVA版
の監督をやってたこともある小沢一浩)のセカンドトップは
流石に安定しているなと。
ツボをかなり突いていたのは脚本:鴻野貴光(『みなみけ』)
コンテ:こでらかつゆき(『あずきちゃん』演出の一人で
監督経験も多数)演出:西村正樹(一度東映の無謀Pにキレて
ゲーム業界から戻ってきた人)の揃い踏みでほぼ原作準拠を
やらかした第9話「ワイバーン討伐って言ったよね!」も
「八つ裂きポーリン」(から話題はウルトラスラッシュって
いう名前がちゃんとあるのにしっかり語感で八つ裂き光輪って
呼ばれる理論が好きだった)とか『さすがの猿飛』ネタ多めで
楽しかったのですが、やっぱり特典系からのオリジナル多めな
エピソードになった7話がなんとなく好きかな。
【のうきん】第7話 感想 水着なしの海水浴なんてありえない
【私、能力は平均値でって言ったよね!】 : あにこ便
第7話「たまには休暇って言ったよね!」
何故「〜がダメか」に対しての要領のいい説明会話文としても優秀。
まずはここのジャブが利いてる。
何故「~がダメか」に対しての要領のいい説明会話文としても優秀。
先に言ったそらまる◆徳井青空(avex pictures)一人四役が
あるのもこの回です。
でありながらちゃんと『このすば』風味な隠しネタも
込んでいると。
ま、件の掲示板には3度ほど【のうきん(能均)】の
記述はしてたんですが、ラストの感想はこんな感じだったか。
中国オタクがの話なので当然例のトコを参照して書いたものか。
原典にあたるHPはここかな。
いずれにしてもパロ多めないしはパロベースは元の知識と
それを解釈する能力が問われるので、単純なdisりマンしか
出来なければ、これらを理解することすら最初から不可能
なんでしょうけれども、「狂っているんじゃない。知らなかった
だけだ」を認められたらその先に広がる世界ではあるので、
悪戯にダン・シャーリーを召喚したり「強制代執行」する
ことしか能のないパーティー・ピープルにはお薦めしない、と。
『私、能力は平均値でって言ったよね!』アニメ化記念!
原作・FUNA先生インタビュー
地口が広いと人は知識か解釈力を試される。【のうきん】こと
『私、能力は平均値でって言ったよね!』、でした。