「マッサン」観るくらいなら「竹鶴やる夫」読んだ方がずっといい。史料性も高いし。通史としても優秀。
で、日をまたいでの続編って感じなので、前段はこちら
で説明致しました。
でそこでも引いた今日の「マッサン」。
「竹鶴やる夫」とか「ニッカウヰスキー」にまつわるwiki
(ニッカウヰスキーデータベースwiki)
を運営している人が「マッサン」の感想書いてて、余りにも
ヒドいんで投げ出した記録、ですね。
良かったのは結局中島みゆきの堂々としたテーマソング、
だけと云われる評判かとは思いますが。
「竹鶴やる夫」は本当に面白かったんで、「やる夫」シリーズ
苦手な人も一読するといいかと。すごく為になります。
リタが亡くなるのはこのあたりで纏まっているんだっけ。
リタ幼稚園は宗教法人(学校法人)としては北海道
キリスト教学園か。本部は札幌北大近くのクリスチャン
センターの中にあるわけね。
関連本は文庫の「ヒゲのウイスキー」が手に入れ易かった
ので読んだかなと。
一応メモは熱心に「無茶しやがって」と更新していた
前半の10月から12月までの記述が多くメモ貼付されて
いました。10月に関してまだ相武紗季が出て来た時点
ではまだそんなに文句がヒドいところはない。
「マッサン」あたりの項目はあまり冴えない仕事に
徹していますが、最近の朝ドラの傾向を把握する
上で「みんなの朝ドラ」はなかなかいいリトマス
試験紙のようなものになっています(特にキャス
ティングで誰が使われているかのアンチョコとして
もピッタリ)。
9784062884273
NDCは699.67(演劇・ドラマ番組.演芸・娯楽番組) 302p 18cm
問題はあからさまにペース配分がおかしい、とされて
いた11月からとたんに口さがなくなってくる。
竹鶴政孝(モデル)/亀山政春◆玉山鉄二
竹鶴リタ(モデル)/エリー◆シャーロット・ケイト・フォックス
で、つとめて書かれている方の木俣冬「みんなの朝ドラ」
で脚本の正体を突き止めると。
『パッチギ!』(2005年/監督:井筒和幸)
『フラガール』(2006年/監督:李相日)
あー、と。これは実に「そっ閉じ」ですわ。
付き合いきれない物事に対して「そっ閉じ」するのも
大事なことなの、かと。
かてて加えてシャーロット・ケイト・フォックスの為に
一週間早く原稿を上げて練習に時間を充てるようにしたら、
本末転倒でファクトチェックが疎かになり、北海道では
野生ではいない猪出してくるアホなシナリオをダダ流し
したんでしたっけ。
加えてメンタルケア怠ってスケープゴートで女優降板
なんてハナシもあったので、ほぼ素直に観られない「開拓
の村」でドラマごっこな後半だったような。
まあこれらの反省を顧みていないんで、今年の冴えない
「ちむどんどん」と連環しているのも当然、なわけか。
まあまがいものは「そっ閉じ」してより本物な記述の
ある「竹鶴やる夫」を嗜みつつ、またいつか「館」で
マッサンシュークリームでも買いに行くのが一つの
夢ではあるかな、と。
(館は一旦潰れましたが、花園商店街の一角で一応
復活はしてるのかと)
なんでBS12あたりの月曜に「マッサン」再放送
しているとは思うけど、まあオススメは出来ないし
ピン子登場からの改変がもうね、ではあるので。
「マッサン」観るくらいなら「竹鶴やる夫」読んだ方が
ずっといい。史料性も高いし。通史としても優秀。でした。