AI時代のクリエイター必見!AIについて知っておくべきAI活用法と著作権のポイント
こんにちは。神宮寺匁トロロです。
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今回はAI(人工知能)を使用したクリエイティブについて考察していきます
AIは「悪」ではありません
AIは時代の進化の一つです。
現代、昔の刀鍛冶職人が包丁やハサミを作り、服は工場でロボット(AI含む)大量生産され、
ガラケーはスマホになって、テレビのように、技術が進化するのは自然なことです
職人の価値と時代の変化
オーダーメイドの職人はこれからも求められます。しかし、いつまでも日本刀だけを作り続けられる方は一握りです。時代に合わせて、職人も進化や変化する方もいるということ。
AIは脅威ではなく、新しい創作のパートナーとして考えるべきです。
特に「AI絵師」や「魔術絵師」に焦点を当てて、基本的な知識と著作権に関する重要なポイントをお伝えします。
AIの進化により、プロンプト(指示文)=(魔術)を使って誰でもオリジナルの作品を生み出すことができる時代が到来しました。
AIの使用を明言する必要性
AIを活用するために知っておきたいポイントをまとめました。
1. AI絵師とは?「魔術絵師」の世界
「AI絵師」という言葉を耳にする機会が増えています。魔術とは、プロンプトの事です。AIとは、英単語のプロンプトを使って指示を与え、オリジナルのイラストを生成するクリエイターのことです。私の場合、100以上の英単語を組み合わせて細かく指示を出し、AIがイメージする世界観を実現しています。これにより、専門知識がなくてもAIの力を借りて自分だけの作品を創り出すこともありますが、基本的に出力されたものは、ほぼ全てバグっています。
イラストであれば間違いなく、Adobeで加筆、可変、修正する必要があると現段階では思います。
SNSで話題になっていたものを引用します
AIイラスト生成における注意点
プロンプトの著作物への配慮
その過程で使用されるプロンプト(指示文)=魔術とは、AIがどのような絵を描くかを決定する重要な要素です。
こちらの画像のプロンプトには
よく見るとたくさん書き出されてる中に
①「Full body, (VTuber Minato Aqua style), 」日本語にすると「全身、(VTuber 湊あくあ風)」
このような表現は具体的なイメージを伝えるのに有効ですが、「湊あくあ風」という記述は特定のキャラクターを想起させるため、著作権や商標権に抵触する可能性があります。
例えば、裁判になると
プロンプトの中身が論点になるはずの為、
「ピカチュウ風」や「ミッキー風」、「ドラクエ風」当然、負ける可能性があります。
著作権について
1.権利侵害の可能性
特定のVTuberやアニメキャラクターなど、著作権で保護されたデザインをAIで再現すると、権利者の許可なくその作品を複製したとみなされる場合があります。
商業利用の制限
商業利用には著作権者の許可が必要です。
グッズ販売や広告使用、
楽曲に関しても、タワーレコード(Tower Records)などの配信も非常に厳しい審査がございます。商業利用は慎重に
著作物が含まれる可能性がある場合、商業利用は控えるか、必ず権利者の許可を得た物にしょう。
著作権フリーの表現を使用する
特定のキャラクター名やデザインを含めず、オリジナルのプロンプトにしましょう
2. AIと有名クリエイターたちの挑戦
AIの進化はプロのクリエイターたちにも影響を与えています。特に、「ワンピース」の尾田栄一郎先生や「GANTZ」の奥浩哉先生、そして「ドラゴンボール」の孫悟空役で有名な声優・野沢雅子さんなど、多くの著名クリエイターがAI技術を活用しました。
理由について
プロは先に読み込ませることで、
今後、何か著作権を侵害された時に裁判で勝てるからです。
プロンプトに「ワンピース、ピカチュウ」など「悟空」、とあるだけで、AIで出力された物へ著作権違反を問えるからです。
尾田栄一郎先生は、自身の代表作「ワンピース」のキャラクターや場面をAIに読み込ませ、新たなアプローチをしていましたね。
奥浩哉先生(GANTZ)は、複雑な世界観や未来的なビジュアルをAIで再現したりしていました。
野沢雅子さん(悟空役の声優)も、自身の声やセリフをAIに取り込むことで、将来の事を見据えているはずです。
フリーザの声優さんは勝手に販売されていたことに対し、問題視していたことがニュースになっていました。
※声優さんの多くは、演技の部分は取り込まないと仰っているそうです。
3. AI技術の未来とその可能性
AIは今やイラストの世界だけでなく、小説や音楽など、さまざまな創作分野に浸透しています。AIは単なる補助ツールにとどまらず、私たちの創造力をさらに高め、新しい表現方法を提供する存在となりつつあります。いつの日か、一家に一台のメイドロボットなどの役割もAIが担う時代が訪れるかもしれません。
飲食店ではロボットが導入されているチェーンも増えてきましたね
現在は世間へ浸透している
初音ミク
こちらも生成ボーカロイドといって
非常にAIに近いものです。
出た当時、多くの歌手からの懸念の声はたくさんありました。
プロの歌手での意見がぶっ壊れた瞬間があります。それはGacktさんの功績です
がくっぽいどから、世間の流れが変わりました
Gacktさん本人が声を入れたこと
漫画家のベルセルクの作者が協力したことです
歌を歌わせることが出来ます
出来た当時から打ち込みの技術が必要でしたが
現在は、商業可もたくさんされており
補助ツールというカテゴリーに近いです
また、今後、AIを使用すると
クリプトン社が公言しています
2024年度のAIの初音ミクの販売情報はこちら
⇒https://www.crypton.co.jp/cfm/news/2024/08/01superpack
4. AIの仕組み:理解と再構築のプロセス
「AIは単なるトレース(写し取り)」と誤解されることがありますが、実際にはAIは与えられたデータを「理解・分解・再構築」することで新たな作品を作り出します。
たとえば、「バナナ」という指示を与えたとき、AIも、人も、それぞれ異なるイメージを描き出します。AIは単に画像をコピーするのではなく、指示を基に多様な視点からイメージを再現するのです。
人と同じように
・美味しそうなバナナ
・腐ったバナナ
・バナナを使用した料理
人それぞれ、AIも思考が違います
5. AIで生成した作品に著作権はあるのか?
一般的には、AIが生成した作品に著作権は発生しないとされていますが、特定の条件を満たすことで著作権が認められるケースも増えています。AIの生成物の扱いについては、今後さらに議論が深まっていくでしょう。クリエイターとしては、AIによる作品の生成過程や芸術性を理解し、適切な配慮を心掛けることが重要です。
AIの完全オリジナルにする方法
①プロンプトには著作物は入れない
②プロンプト=魔術は物凄く細かく設定しましょう、最低200単語以上など
③先に自身のオリジナル作品を読み込ませる
④順番も大事です
※ワンピースの作者が読み込ませてから
出力した、AIイラストについて
それは「ワンピース」と呼べるでしょう
※GANTZの作者が読み込ませて出力した作品「GANTZ」のイラスト作品と呼べるのではないでしょうか
今後の期待について
アニメ化の速度(ワンクール待たない時代)
ゲーム化の速度(マップがAIによるものなど)
どんどん速くなる時代が必ず来ます
6. AIについて絶対に避けるべき危険な落とし穴
AIを使って創作する際には、著作権侵害を避けるために以下の点に注意が必要です。
他人の著作物を
プロンプト(魔術)に含めないこと
AIで出力する際に
キャラクター名やアーティストの名前をプロンプトに使うと、著作権侵害となるリスクがあります。私も他人の著作物を参考にすることなく、完全にオリジナルなプロンプトを使用しています。「ピカチュウ」と入れたら
ピカチュウが出力されます
それは著作物のピカチュウです。
他人の作品をAIに読み込ませない
一部のAIツールでは他人の作品を読み込むことができますが、これはトレースとみなされ、
著作権侵害のリスクがあります。
AI生成物には「Exif」という履歴データが残るため、プロンプトの内容や生成過程が裁判で争点になる可能性が今後あります。
例)
pixivにAIで出力されたイラストをそのままUPした場合
Exifが記録されているので
サイトでそのまま確認出来てしまいます
※AIと公言しない場合は確実にバレます。
7. AIの適切な活用方法と著作権の注意点
AIを活用する際には、自分のオリジナル作品を読み込ませることが推奨されています。
しかし、同時にそれが他人に使われるリスクも考慮しなければなりません。これは非常に難しい問題です。
例えば、世界的なミュージシャンのTimberland(ティンバーランド)をはじめとした多くのアーティストの中には、AIを自由に利用しても良いという寛容な姿勢を持つ方もいますが、一方で、イラストレーターやクリエイターたちの意見は多様です。
特に『他人に自分の作品を真似されたくない』という意見は根強く、その主張には正当な理由があると感じます。
しかし人それぞれの感性があるということです
ワンピースの作者は
慣用側なのでは無いでしょうか
他にも勝新太郎の座頭市をモデルにしていたりしますよね
◯AIの世界に注目
今後アニメも、原作をAIで読み込ませることで作業効率が早くなり、ワンクールで終わっていたアニメの作品が、次のクールを待つなどが無くなるかもしれません。
尾田栄一郎先生や奥浩哉先生などの著名クリエイターが、自身の作品をAIに学習させることで新たな創造の可能性を探っています。
将来的には、AIが生成した作品に関するプロンプトの内容が裁判で提出され、法的な議論が行われる可能性もあります。
適切な利用方法を理解し、AIとの向き合い方に責任を持つことが大切です。
8. AIを使用していることを明言する重要性
AI絵師と反AI絵師の間で意見の対立が見られます。SNSでの透明性を保つために、
AIを使用した作品はプロフィールやハッシュタグに「AI絵師」や「魔術絵師」といった表現を記載することが推奨されています。
特にX(旧Twitter)では、AIを利用したことを明記することで、社会的な信頼を守り、不当な批判や誤解を避ける効果が期待されています
9.AIを使用したと活動を公言する理由
AI絵師の活動を公言していた場合、
それはAIを使用していると公表している訳です
裁判の判例でも
たとえば、「AIイラストを描いたとかパチこくなよ」という発言などがあるとして、
ハッシュタグやプロフィールでAI絵師、魔術絵師と名乗っていた場合、社会的評価を低下させるものであれば、名誉毀損による開示請求が可能になります。
AIを正しく使用し、誤解を避けるためにも、
公表義務を果たすことが重要です。
10. まとめ
透明性を保つ理由
プロフィールやハッシュタグに「AI絵師」などと記載し、AI使用を公表する事
著作権に注意
他人の著作物をプロンプトに含めず、著作物をAIに読み込ませないことが重要。
責任を持ってAIと向き合う
自分の活動に責任を持ち、適切に技術と向き合うことでAIの可能性を無限大限に引き出すことができる。
AI技術がますます進化する中で、クリエイターとしての責任と透明性を意識し、AIがもたらす新たな創造の可能性に期待しましょう。