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Lesson94 凹みを慈しむ

仕事でうまくいかないことがあって、自分の力不足を感じている、ここ最近。
自分自身の、解決できていない課題に気づいてしまったけれど、根強い価値観を簡単に変えることなどできない。
頭の中に浮かぶ、「逃げ出したい」という気持ち。
こんなに自分を削ってまで、しなくてはいけない仕事だろうか? 私には他にできることがあるのに。

そんな気持ちを抱えたまま、心療内科へ行く。
定期通院が、たまたまこの時期で良かった。このモヤモヤをどう扱ったらいいかの、ヒントがもらえる。

先生からの言葉は、優しくて、私を肯定してくれて、自分の課題はそのままに、また頑張れそうという気持ちをもらえた。
そして、もう一つ、私が新しく得た考え方。

凹んだ時に、すぐに元の形に戻ろうとしないこと。

私は、感情の上下がけっこうあり、だからこそ、できるだけ下になりたくない気持ちが強い。
下になってしまったら、上がるにはどうすればいいのか? を考えて、すぐにアクションを起こしてきた。
凹む状態が続くことに、耐えられないのだ。

けれど、凹みは間違いなくあるのに。
上がる方法を考えるということは、その凹みを見ないふりしたり、凹みに無理やり何かを詰めるのと同じこと。

実は今朝、仕事に行きたくなかった。
私の課題は解決していないのに、そのままの自分で仕事をしていく不安が襲ってきた。
その時、元の形に戻る必要はないことを思い出した。

凹んだままの私で大丈夫。
そう思ったら、会社に行けた。

会社で、また不安が襲ってきた。
だから、自分の凹んだ心を絵に描いてみた。
凹んだ心は、何を求めているだろう。
凹んだ心がいたい環境を周りに描いてみた。
ふわふわのベッドや、マシュマロ、ココア、ぬいぐるみ、絵本、、、好きなものに囲まれた、凹んだ心。
このままで大丈夫、と思えた。

凹んだときは、労る。
凹んだまま、慈しむ。
今までにしてこなかった行動。
けれど、強くなれた気がした。

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