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カナダ在住、不動産の購入・ローンの話

今年1月に、長年の夢の湖近くのコンドミニアムを買いました。コロナウイルスの影響で住宅ローンのレートがカナダの歴史上、最低レベルを記録していました。私達も30年、5年固定の1.64%というとてもいいレートの住宅ローンを借りられました。

以下の記事は5年固定ローンのレート予測です。

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コロナからの経済回復と比例してレートが高くなると予想していますが、予測よりも早いスピードで上昇することがあります。


Source: mortgagesandbox.ca

カナダでは不動産ブームで、毎年不動産の値段が上がっていたので、上がりすぎて不動産マーケットのクラッシュになるのでと懸念されていました。それを受けて、Bank of Canada(日銀のカナダ版)は借り入れの基準を引き上げる事を先週決定しました。どいう事かというと、借り入れ審査での基準を厳しくするので、誰でもみんな借りれれなくなるっていう事です。今日レート(5/25)を確認したところ、住宅ローンのレートの予測通り、5年固定で2.14%まで上がっていました

本当によかったです。もし購入遅れていたら、買えなかったかもしれないのでほっとしました。

さてさて、海外でお金を銀行から借りる時のポイントを知っていますか

カナダの借り入れの基準は、以下の3Cs of credit (借り入れの3C)で借り入れの審査を行います。実は現地のカナダ人も知らない人が多いです。

①Character (キャラクター)
クレジットスコア、支払いの滞納履歴

②Capacity (支払い能力)
仕事の有無、収入と借り入れ返済の比率、借り入れ金額とリボルビング式借金の使用率

③Collateral/Capital (資産保有)
家を買うのであればその家の価値、その他保有資産(現金を含めて)

カナダやアメリカに来たばかりであれば、クレジットスコアを上げるようにマネー管理をする事が大切です。クレジットスコアとは、お金を借りたらきとんと返済していますかとう返済履歴のスコアです。なので日本人や北米に来たばかりの外国人のスコアは空白から始まります。(日本での履歴は関係ありません)

このクレジットスコア、実はローンだけじゃなく、大手企業での仕事の採用の際にも信用度としてチェックされるので、海外で働きたい方は、すぐにでもスコアを上げることが大切です。

すぐにできる方法はクレジットカードを銀行で作りましょう。日本では自動引き落としが一般的ですが、カナダでは好きな時に好きなだけの決済が主流なので、すぐに自動引き落としを窓口か電話で頼みましょう。支払いを忘れてしまうとクレジットスコアが悪くなってしまいます。私も何回か支払いを忘れてしまったので、後悔しました。また初めて私がクレジットカードを作った時は、RBC(Royal Bank of Canada)では、クレジットスコアが無かったため、クレカの限度額分を貯金を預けなければいけませんでした。(これは銀行ごとに違うかもしれません)。でもカナダのクレカのポイント制はかなりいいので、海外で働こうと思っている方は、少しでも早くクレカを上手に使ってクレジットスコアを上げましょう。クレジットカードをたくさん持つのは良くないっていうのは、支払いを忘れて遅くなってしまったり、合計のリボービング(返済期限を過ぎて借りている額)が大きくなることが多いからです。北米にいるとカナダの人がクレジットスコア、クレジットヒストリーをすごく気にしている人が多いですが、あくまでも審査は3cで行わる事を覚えておきましょう。

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