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映画チラシ分類とおまけ話
※見出し画像は、私物の資料からトリミングしたものです。(2001年宇宙の旅/ぴあクラシック)
この記事は、別に投稿した記事『映画チラシコレクターのススメ』をきっかけにデビューされるかされたかもしれない方のために、更に進んだ内容になります。
店による映画チラシの分類法
ファイルへのチラシの分類の仕方は皆さんそれぞれかもしれません。では、お店だとどうなるのか?
映画チラシを取り扱う店によっては、分類の仕方が違っていました。
1. 片っ端からファイルしてそのまま。
2. 年ごとに分けてファイルし、背に年数を振る。
3. 邦画と洋画に分けてファイルし、背に番号を振る。(品川スタンプさんはこれ)
などです。
邦画というのは日本で上映されている日本の映画で、洋画は日本で上映された外国映画の内、アメリカやヨーロッパ・オーストラリアなど西洋圏のイメージですが、店によると思います。
また、人気がある役者さんや監督ごとに分類している店もあります。例としてはスティーブ・マックイーン、浅野忠信など。
邦画と洋画の話に戻りますが、更に分類すると邦画には特撮(戦隊ものなど)とアニメがあり、洋画以外にはアジア映画というのがあります。
アジア映画とは韓国や中国、台湾と香港、東南アジア、中東などになると思います。
珍しいのになると外国語版というのがあり、その国で上映されたその国の文字でのチラシになります。多く出回っている印象があるのは韓国語版で、それ以外は店によってバラバラな感じです。
そして、高額チラシを筆頭にレアチラシというのが存在しています。ン万円とか流通数が少ないものなどで、これも店によるかと思います。
上映はされているがチラシがない
稀に日本未公開を除いて、日本で上映されているのにチラシそのものが無いという場合があります。今後上映される可能性もありますが、コンプリートを目指している方にとっては残念なことです。
が、私の場合は『見方を変える』ことである意味ゲットしたと見なしています。『〇〇映画祭』や『〇〇特集』などに記載があればよしとする方法です。
映画チラシの定義って?
私は映画チラシ一本でコレクションはしていません。そもそも映画チラシとは何か?を考える必要があります。
映画館に置いてあるチラシのイメージでみると、『質の良い紙にしっかりしたカラーで印刷され、裏面にあらすじが記載されているもの』が基本?
確かにそういったチラシが多いですがNetflix版のように片面のみや、小冊子のような変型チラシもあります。
忘れてはいけないのは、
映画チラシとは映画の宣伝材料物の一つであるということです。
映画の宣伝材料物には、チラシ・ポスター・パンフレット・プレスシート・試写状・半券・スチール写真・ブロマイドなど幅広くあります。
TSUTAYAに置いてあるDVDの作品紹介小冊子なんかも同様だと思います。
なので、かなり極論を言えば、最低限その映画かどうかわかるものであれば満足出来るか?になります。
おまけ
チラシには、初版(一番最初の上映)とリバイバル版(再上映)があります。
デザインが違うこともあるのですが、このリバイバル版がくせものでいつのまにか世に出ていたという事がよくあります。しかも何回も上映されていたり、一見同じように見えるチラシもあります。
知らないと探しようがなく、ファイルの山に埋もれていきますので、たまたま見つけた時は感動します(*´ω`*)