担当栄養士が考える離乳食~後期~
保育園で離乳食の担当をしているとろみです。
今日は離乳食、特に9か月以降の3回食について、保育園の様子も加えて紹介したいと思います。少しでもお役に立てると嬉しいです。
離乳食の目的とは?
1年半くらいの期間をかけて、大人に近い食事ができるようにすること
「同じ月齢なのに我が子は、まだ食べることができない」
「柔らかすぎて子供が食べない」
など様々な悩みがあると思いますが、お子さん成長はそれぞれなのでお子さんが機嫌よく食べているかどうかを見て判断しましょう。
離乳食後期のからだ
・舌が前後上下左右にも動かせるようになります。食べ物を舌でコロコロ動かして奥の歯茎でつぶして食べるようになってきます。
・お子さんによっては歯が上下4本程度はえる子もいます。
保育園での食事の様子
保育園では保育士さんが
「モグモグ、ゴッくんだよ!」
と言いながら少しずつスプーンで食べさせています。
お子さんによっては、おかわりを何杯もして食べ過ぎてしまう子もいます。
その時は保育士さんが
「いっぱい食べたので、ごちそうさまだねー。」
と言いながら食器を片付けています。
ここでも機嫌を見ながら離乳食を進める光景がよく見られます。
ヘビロテはスティック野菜
保育園で毎日、給食で出しているのがスティック野菜です。
にんじん、きゅうり、大根など給食で使う野菜をスティックにして茹でています。
もちろん、持つことを嫌がるお子さんもいますが、ほとんどのお子さんが喜んで手で持って食べています。
ホットクックの場合には蒸しの機能があるので、手動で作る→蒸す→10〜15分ほど加熱してみてください。
固さはバナナぐらい、指で潰せるぐらいが目安ですが、お子さんの様子を見て加熱時間は変えてみてください。
3回食がしんどくなったら
・作るのがそもそも面倒
→毎日必ず3回しなくてもいい!
→手作りでなくてベビーフードでもいい!
・せっかく作っても寝てしまった
→寝てしまう時は昼寝のタイミングを観察して考えよう!
→(極論)保育園や幼稚園に通い出したらリズムはできる!(と開き直る)
秋の食材
意外と知らない情報があるので、興味ある方はぜひご覧ください
離乳食後期までママとパパ、本当に頑張りました!
確実に大人と同じ料理が食べられる状態に近づいていますので、もう少しの辛抱ですよ♪
離乳食にも利用できるつくりおきレシピを昨日公開しましたので、ぜひ活用ください。
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