ボクはハンカチを持てない。
「また、忘れたわ。なんでなん、もう。」
つい今朝の出来事。
およそ3ヶ月ほど前に
ボクはお店を開業した。
開業する以前は、レストランに勤めていた。
レストラン以外にも、販売・製造などアルバイトを含めると
色んな仕事をしてきた。
それも…ハンカチを持たずに。
そもそも、どの職場でもハンカチを必要とするシーンが
ほとんど無かったと思う。
手を洗うところには必ずと言っていいほど
エアータオルやペーパータオルがあった。
もちろんそれでも、同僚の中には常にハンカチを持ち歩いている人もいた。
別段、気にしてはいなかったが
今のボクにとっては尊敬に値する。
話は戻って今朝、
自分の店でトイレを済ませた後
手を洗う。
ここで気付いた。
ハンカチを忘れた事に。
ボクの店のトイレは従業員(ボク)しか使わない。
トイレ内には手洗いはなく、出てから手を洗う。
理想としては、ここでポケットからハンカチを出し
手を拭くのがスマート。
ただ、余りにも忘れるので常にペーパータオルを準備している。(これがあるという心の余裕も、忘れる一つの要因かもしれない。モラルハザードというやつだ。)
奥さんにもよく注意を受ける。
なぜなら、毎朝弁当と一緒にハンカチも用意してくれているから。
弁当の上に置かれているハンカチをどけ、リュックに弁当を入れ、ハンカチを持たずに家を出る。
いかがだろう…引いていませんか?
かくいうボクも、自分でタイピングしながら軽く引いている。
4歳の息子がいる。
朝ごはんの後は、ハミガキ・着替えをボクが行う事もある。
【着替え】の項目には、ハンカチのチェックも含まれる。
息子のポケットにハンカチを入れる。
一日もかかさずにだ。
そしてボクは弁当の上にあるハンカチをどけて、リュックに弁当を入れ、ハンカチを持たずに仕事に向かう。
どうです?引いていますよね?
「なんでなん。」
毎日のように一人でつぶやく。
でも、こうやって書き綴る事で
解決できそうな気がする。
明日から、必ずハンカチを持って家を出る。
習慣にしてみせる。
バイバイ、またね。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?