ドラマ1122 感想
おすすめにでてきたドラマで面白かったので感想を書きます。
ネタバレと主観の感想しかありません。
婚外恋愛許可制で外に恋人がいてもいい公認不倫
発達障害の疑いのある子育てと協力してくれないモラハラ気質の夫
問題はみんなそれぞれあって、私は子無し主婦だけど自分が美月さんの立場だったらやってられなさすぎて鬱とかどうしようもなくなってしまうなと思った。
義実家の変な宗教じみた話も地獄だ。家の付き合いをすべて妻に任せるな。
3話の二也は美月からの
「私と息子と二也さんと、3人で暮らすっていうのはありえない?」
好きだけどセックスもするけど、別に一子と別れたいわけじゃないっていうのが誠実なのかそうじゃないのかよくわからなくなった。
普通の不倫ならどうなってもいいから不倫相手と一緒になるって考えるよなあと。
5話 沁みすぎたので台詞を書き起こしました。
一子が携帯を見られて礼との関係を問い詰められたときの会話
「対価を払ってサービスを受けたの
回数の問題じゃなくない?」
「一子ちゃんは?若い男を金で買ったんでしょ?
売春じゃん。
その人のこと好きなの?
好きでもない男と平気でセックスできるんだ。」
「必要だった。
平気じゃなかった。
すごく迷ったし怖かったけど、でもどうしても必要だったから。
時間作って勇気ふり絞ってお金叩いていったんだよ。
リスクも責任も背負って。
大真面目だよ。
でもそれで私は救われたの。
ていうか、これは私の問題で
おとやんに責めらせる筋合いないと思う。」
公認不倫だけど、おとやの好きになってセックスしてる方がたちが悪いと思ってしまうんだよなーーーー。
のめりこんでないとはいっても、好きになってセックスしてるわけでそれって風俗行くよりもライン越えでしかないよね?
風俗行って男性側がガチ恋したってそれはお金の関係だし、嬢と両想いなわけないしさ・・・
一子はお金払って風俗に行っただけ、もし男性側だとしたら性産業ってたくさんあるなかで、あまり咎められないのに、どうして女性だとそこまで言われる必要があるのか。
二也の言い分は納得できない。
風俗と売春は違うし、自分が拒絶されたからってその自分もまた拒絶しておいてその言い方はなんだよ。
1回風俗に行って、店外デートでいちゃついてるの見ただけなのにあんな言われ方するのはかわいそうすぎ。
店外デートだって普通はお金払ってするものだし、公認不倫より風俗行ってる方がまだマシなのでは?という感想。
結局これって、一子が外に恋人を作って同じようなことしてても責めそうな言い分。
男性視点だとまた違う感想になると思いますが、おとやん・・・顔がいいからって身勝手なこと言うなよと思った。
7話 不妊治療の話
婦人科の男性医師の感じ、現実味がありすぎた。
不妊治療って女性がかなり頻繁に通院しなければならないし、身体的負担も多い。お金もかかるのにさらに辛い気持ちになる。
男性は何度か通院したら終わりだけど、女性は当日いきなり受診しなければならなかったり、診察までの長い待ち時間があったり、仕事なんてしてられない場合だってある。
そのやってられなさを描いてくれていてよかった。
現実は、もっとつらい。
結婚7年目、31歳不妊治療で男性医師にダメダメと言われ帰宅したら夫にもなんやかんや言われるの、辛すぎた。
似たような境遇だからこそ、沁みすぎて辛い。
そしてもし授かったとしても次々問題が出てくるだろうから、想像しただけで恐ろしい。
結婚してない人は「いつ結婚するの?」と呪いのように言われ、
結婚してからは「子供はまだなの?」と言われ続ける。
多様性といわれているのにいつの時代もずっと聞かれるのなんだろうね。
私はそれほど傷つかないけど、人にとっては呪いだから他の人に聞くときはデリケートな問題だなと思う。
最終的には2人とも好き同士で仲良いのはとてもいい。
志朗さんが育児に協力的になってくれたところは、救いがあった。
ひとりひとりみんなの地獄がある。
大変なドラマでした。
面白かったです。