日記 2024/8/12|おばあちゃんと『下妻物語』を見る
宮城県の実家から東京に戻ってきて、その足でおばあちゃんの家に行った。
おばあちゃんには月に1回くらいのペースで会いに行こう、と思っているけど7月は行けなかった。だから2ヶ月ぶり。
2年前におじいちゃんが亡くなって、おばあちゃんは何十年も住んだ家・町を離れた。そして今は、娘(つまり、私の叔母)の近所にアパートの一室を借りて一人暮らしをしている。
近所に住む叔母も毎日や毎週会いに行っているわけではないので、おばあちゃんはたぶんかなり暇なんだろう。
そんな中でも、好きなテレビ番組や映画を録画したり、植物を買ってきて育てたりそれなりに楽しそうに過ごしているのでえらいなと思う。
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おばあちゃんは映画を見るのが好きだ。
いろいろな映画を録画しているので、私が遊びに行くとその中から面白そうなものを選んで見せてくれる。
今回は『下妻物語』を見た。気になっている映画だったので「お、やった」と思った。
とても面白くておばあちゃんと2人でげらげら笑いながら見た。
主演の深田恭子と土屋アンナがはちゃめちゃにかわいい。見ている間、定期的に「かわいい……」とつぶやいていた。そのくらいかわいい。
おばあちゃんは特に土屋アンナのかわいさに打ち抜かれていて、「随分かわいいお顔だねえ」とつぶやいていた。
2人が仲良くなっていって、桃子(深田恭子)が心を開いていく過程がいい。私は桃子(深田恭子)がイチゴ(土屋アンナ)に「その特攻服に刺繍させて!」と言う場面と、桃子が大きなチャンスを目の前にして怖くなったときにイチゴに「会いたい」と電話して、イチゴが嬉しそうにすぐ会いに来てくれる場面が好き。
あと、これは映画あるあるだけど今見ると小池栄子、阿部サダヲ、真木よう子が出演していて驚く。小池栄子の特攻服姿と真木よう子のロリータファッションがとても似合っていた。阿部サダヲのリーゼントも似合っていた。
とにかく「カワイイ!」が詰まった笑いあり感動ありの爽快おもしろ映画だった。
仲良しの誰かと見る映画としてかなり良い。個人的には、主演2人のかわいさ、衣装のかわいさを共有できる相手だと楽しさ倍増だと思う。その点私にとっておばあちゃんは適任だった。ありがとうおばあちゃん。