ミッドナイトブルームーンシアター
現在、深夜3時21分。iMacの前にて。
昨日は37.4度ほどの微熱が出て、ご時世だし大事をとって休んだ。ということにした。
もっと汲み取りやすく簡単に言い換えると
なんだか人生に疲れて仕事全部サボって早く寝て深夜に起きちゃった。といった感じ。
まぁ微熱があったのは本当なんだけどな。
事実命題は如何様にでも変えられる。
それが倫理学というものだ。
寝る前にUber eatsで頼んだチーズチヂミの食いかけとコーラが半分以上あって、
とりあえず両方口に含んでみたけど
なんかもうチヂミはカピカピだしコーラは炭酸も抜けてなんか全体的にダルかったから
残りは全部ゴミ箱に捨てた。
代わりに水道の水を直で一気飲みほした。
それから癖でSNSを開こうとしたけど、
「せっかくサボったんだからやめよ」
と独り言をつぶやいて、
携帯は放り出して、iMacでnoteを開いていま無心で打ってるって感じ。
noteもSNSでは?って思うそこのアナタ、、
俺にとってnoteはな、ソーシャルネットワーキングじゃないんすよ。
さっきのチーズチヂミの残り滓が入っている俺の部屋のゴミ箱と一緒なんだよ。
社会性はなく自己完結の世界。あくまで自分の中ではね。
だから、この文章も俺から出た、
ただのゴミ屑なんだ。
だとしたらそのゴミの焼却炉は読んでくれるあなたたちで、
あとは煙みたいに全て忘れて消し去ってもらって構いませんので。
そうそう、今日の「ミッドナイトブルームーンシアター」ってタイトルに特に意味はないんだけど
今の感情を可視化するならこんな表現かなと。
今日はブルームーンの日でもないんだけどね。
赤とか黄色とかピンクとか華やかな色味は一切なくてさ。
月の光も青く空に溶けて黒なのか青なのかわからない程限りなく暗いけど青なことは間違いないよな。
しかもそれが現実ではなく映画の世界に自分がいて、シアターに映し出された自分を客観的にみている感覚なんだよ。
鬱なのか、宇宙なのか、問われたら
鬱なのかもしれない。
統合失調症か、スピリチュアルか、問われたら
統合失調症なのかもしれない。
アートは精神疾患と紙一重と言われるけど
俺からすると紙一重に分けてくれてありがとうなって感じで。
きっと同じような暗ぁい場所で一生懸命戦うという点ではアイデンティカルなんだよ。
俺は死ぬまで、アーティストでいたいし、
ということは、精神疾患で、いたいんだ。
望んでやってることだから特に憐れまないで欲しい。
昔、俺の誕生日にさ、
んーだいたい24歳くらいのときだったかな、、
電動の高級オナホールをノンケの友達がふざけてプレゼントしてくれたことがあってさ。
七千円くらいしたらしいんだけど、
中国産で、なんか水を入れて圧を出すみたいなやつで、とにかく"いい代物"だそうで。
今思えばほんとバカな話だよな。
「いらねぇよ」って言ったけど
使ってみようぜって言われてその場で男のノリでみんなで使って笑い合う雰囲気になったけれど
俺は恥ずかしくて
とりあえずそいつらが使っているのを見ることにしたことがあった。
友達らのそれが、
回転して、吸い込まれて、
バシャバシャにされて、
ぐちゃぐちゃされて、
それぞれ2分くらいであっけなく果てて、、
賢者モードで無になってやんの。
残されたのはその場の冷ややかな空気と
汚いオナホールの残骸と賢者になった友達たち。
「洗って使えます」って書いてあるけどいくら僕がゲイだとはいえ
友達の使用済みを喜んで持ち帰って
それをルンルンでシンクで洗うほど落ちぶれちゃぁいない。
結局俺たちはそのあと全部忘れたかのように
学芸大学駅まで飲みに行って、
しょぼい居酒屋のしょぼい酒に潰れて始発で帰ったんだ。
七千円のオナホールのことなんてすっかりその日から忘れてた。
俺の誕生日プレゼントだったのにな。笑
だけど、そうそう、
いま、それを思い出したんだよ。
人生なんて、
ワクワクすることとそれに向かって
お金をかけたり誰かと共同作業したり、
コマを一つずつ進めていく感覚とそれに対する気持ちよさと
でも結局都度終われば賢者タイムが待っていて。
今、まさにそんな感じなんだよ。
ミッドナイトブルームーンシアターなんだよ。
後これを何回か繰り返して、
そのうち死ぬだけなんだからなにをせかせかと生きてるんだろう。
なんだか泣けてきたよ。
病んでるのかな。
かなっていったけど、いや、病んでるな。
死にたい、って言葉は、深夜みたいな、、
青い色をしてるんだな。
幸運にも熱も微熱から38.2度まで上がってきたし、
もう一回寝よう。
きっとこの熱が下がって、
空の色もブルー以外の何色かに変われば生きたくなることを知っている。
そんなことわかってる。わかってるんだけど。
これを書きながらiTunesのラジオを流してたんだけど、新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」が流れてきたんだよ。
かっこいいしさ、
タイトルはこのnoteに合わせたかのように
奇跡的にブルーだけどさ、
今夜の俺の部屋でのパーティにはそぐわないので、、
俺はそれを森田童子の「僕たちの失敗」に変えた。
俺、ナイスDJ!
でもそこはブルーつけとけよ!ってね。
よかった、また眠くなってきた。
明日には熱、さがるといいな。
んー、まぁ、さがらなくても、いっか!
おやすみ。
鳥山真翔