「バスむすめ」について
※個人的な意見です
かつて、トミーテックさまが「鉄道むすめ」の姉妹商品として展開していた「バスむすめ」シリーズは、企画としては悪くはなかったと思いますが、登場するのが少し早かったのでしょうか。今なら、当時(2008~2009年)と比べて広報ツールが増えていますし、キャラクターの活かし方の参考になる先例も増えていますし、上手くいけば花開く可能性がありそうな気がします。
また、「バスむすめ」シリーズのキャラクターはすべてバスガイドでしたが、ガイドに限らずにもう少し身近な職種の設定もあれば、もっと展開できるのではないかとも思います。ガイド付き貸切バスのメインユーザー層はキャラクターが響く層と一致しないような気がしますし、そもそも貸切バスがかつてと比べると身近でなくなってしまった結果、ガイド自体も多くの人にとって馴染みのある職種ではなくなってしまったのではないでしょうか。もっと普段バスを利用する方が身近に感じられるキャラクターであれば、もっと魅力的だったのではないかと思います。
さらに、交通事業者で働く人と言えば格好いい制服姿も魅力の一つです。仕事している姿が格好良い(そして、勿論かわいい)キャラクターもとっても魅力的だと思いますし、そうしたキャラクターを設定できるのは交通事業者ならではではないでしょうか。「バスむすめ」シリーズも、華やかなガイドと格好良い乗務員とでキャラクターが揃えば、もっと広がりや深まりがあり、長く続く企画になったのではないかと思います。
そんなことを考えながら、いつかまた何かの形で、「バスむすめ」が復活するのを願っています。
個人的な妄想ですが、あの頃にバスガイドをしていた「バスむすめ」のキャラクターが大型二種免許を取得して自らハンドルを握るようになり、乗務員として復活!なんてことになれば熱いなと思います。
※すべて個人的な意見です