読書を考える
リソー教育(塾のトーマス)で連載している
鳥居りんこコラム、今月は「読書を考える」
であります。
https://www.tomas.co.jp/schola/list/mother/toriiteacher/3390/
こちらは中学受験生の夏休みの余暇時間に
「こんなん如何でしょう?」ってことで
綴ったものです。
物書きとしては、近年の書籍離れというものは
本当に悲しいことであります。
電車の中でも本を読んでいる人を見かけなく
なって久しいなぁって思っております。
みんな、スマホを見ているので、コソ見を
するに、コミックだったり、ゲームだったり
しますよね~。
暇つぶし的な感じで、肩がこらない、脳が考え
込まないものが人気なのかなぁって思って
います。
安田教育研究所の安田先生が
「本屋さんで本を買うことの良さは
結果として、色んなジャンルの本に巡り合う
可能性が高まること」っておっしゃっていたの
ですが、大いに頷きました。
本屋さんって、結構、徘徊したり、お目当ての
棚に行っても、違うタイトルに目が行ったりで
「浮気し放題」ってところがありますよね。
それが、多分、自分の窓を大きく開けることに
なるんじゃないかな?って思うんですよね~。
自分の人生なんて1回だけですし、経験値
なんて、たかが知れてます。
だから、人は旅をして、知らない土地に行き
知らない文化に触れてみたいって思うのかな?
って考えるんですが、旅ばかりしているわけ
にもいかない人の方が多いですから
そういう時は、やはり読書もひとつの異文化や
体験を共有するツールになるよなぁって
思います。
スマホのネット記事などは受動的なものですし
こちらから積極的に動いて巡り合うってもの
とは、ちょっと違うのかなぁって…。
本屋さんが次々と廃業していく世相を見るに
実に切ないなぁって感じておりますが
年々、厳しい状況になっていることは
百も承知で、でも、やっぱり私は紙の本に
拘っていきたいなぁって思っております。
とは思うものの、新著も遅々として進まず、
情けなさ倍増。
う~む。頑張るしかないです。
しかし、この1週間、私のネットニュースは
吉本のお家騒動しか載せないのか?ってほど
吉本一辺倒なんですが、こういうことを
やっていると、テレビが終わるどころか
ネットニュースも本当に終わりの始まり
なんじゃないかと憂いております。
やっぱ、最初に戻るけど、何が大切で、何が
真実で、それをどうすれば知ることが出来る
のかは「読書量」なのかなって思うところも
あるので、今、子育て中の親御さんは
手に取れる位置に、お子さんが多分、夢中に
なるであろう上質な本を置いておいてほしい
なぁって思います。
リソー教育コラムも併せて読んで頂けると
嬉しいです。
https://www.tomas.co.jp/schola/list/mother/toriiteacher/3390/
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