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アクアリウムをぶっ壊す~推しの魚~

皆さん、どうも僕です。
初回記事で『推しをまず決めろ!』とのたまった私の推しをご紹介したいと思います。

私の場合は、アクアリウムにおける水景にはあまり興味が無く、推しの生体を飼育することに喜びを感じるタイプです。

アクアリストにも様々なタイプがおります。
一部の魚を飼育するのが好きな人
観賞魚全体的に満遍なく好きな人
観賞魚も好きだし、水景も再現したい人
とにかく水景の再現をしたい人
等など

人の数だけアクアリウムの楽しみ方はあるわけです。
なので、アクアリスト全員がエンゼルフィッシュについて詳しいわけではないのです。
他の趣味で例えると、巨人ファンの人に日ハムの2軍選手の事を聞いても分からないことが多いのと一緒だと思います。

ちなみに私は『面白い見た目の魚』を推している人間です。
皆さん魚と言えば?と聞かれると、ごく一般的な魚としてアジ、マグロ、サケ等の紡錘形(流線形)の魚を思い浮かべると思います。

一般的な魚の形状(紡錘形)

私の場合はこの一般的な魚の形状から離れているほど興味が湧きます。

<ヨウジウオ科の魚>

私の最推しの魚は『ヨウジウオ科の魚』です。
一部には爬虫類と勘違いしている人もいると聞くほどに一般的な魚の形状から離れていますよね。
タツノオトシゴやシードラゴン、パイプフィッシュと呼ばれる魚が含まれています。

ウィーディーシードラゴン

ショップでは海水魚を扱っているお店が減ってきているのに加えて、人工飼料に餌付かないため海水魚を扱っているお店でも取り扱いが無いお店もあります。

お店での販売価格は種類によりますが8,000円~と比較的高価です。
餌付けや給餌が難しく長期飼育が難しいように思います。

水族館の飼育員の方のお話では、タツノオトシゴにおいては繁殖をさせずに適切なお世話ができれば7年ほど生きた個体もいるそうですので、単独飼育される方は7年という数字を目安に飼育を頑張ってみて下さい。

私も長期飼育できるように頑張りたいと思います!!

<ディスカス、エンゼルフィッシュ>

こちらの2種も独特な体形のお魚です。
淡水の熱帯魚と言ったらこの魚というほど有名なお魚だと思います。

奥にアルタムエンゼル、手前にディスカス

ホームセンターの極小店舗でない限りは多くの店舗で取り扱われているので見かける機会は多いと思います。
水質にうるさいというようなイメージがあるかもしれませんが、ブリード個体であれば通常のお魚と同様に週1回程度の換水で問題なく飼育できると思います。
60㎝水槽で問題なく飼育できますが、体高が高くなるため規格水槽よりも高い高さ40㎝位の水槽で飼育してあげるとキレイな体形になってくれます。
5年は飼育できるお魚なので愛着も湧きやすくお勧めです。

<ブラックタライロン>

飼育した淡水魚の中では一番の推しです。
写真を見てもらったら分かりますがカッコイイうえにカワイイという最強の魚です。

50㎝程度になるため90㎝水槽では少々窮屈です。
120㎝水槽で広々と飼育してあげるとスイスイ泳ぐ姿を見ることができます。
「淡水のシーラカンス」と呼ばれるように鰭の位置がシーラカンスに似ています。ただ、全くと言っていいほど別種です。他人の空似です。
常時泳いでる魚ではないので塩ビ管等で隠れ家を作ってあげるといいと思います。

注意点としては、鋭い牙がついているため幼魚であっても迂闊に水槽内に手を入れたり、水面付近に指をつけたりしないようにしてください。傷跡から血が出ますよ^^

幼魚のうちは人工餌に餌付いていないことがあるため、根気よく冷凍アカムシから餌付けを行ってください。

アマゾン川流域に生息している魚で採取地域によって退職や顔つきも違うためお店で見極めて、コレだ!!という子をお迎えしてください。

<ネオケラトドゥス・フォルステリ>

コチラは飼育したことは無く、将来絶対飼育したいと思っている魚です。
つぶらな瞳がカワイイです。

肉鰭綱という分類群に属しています。
肉鰭綱には有名な深海魚シーラカンスも含まれています。
当然ですがシーラカンスなんてものは家の水槽で飼育することはできませんのであきらめるしかありませんが、同じ綱であるネオケラであれば頑張れば飼育することができます。

頑張らなければいけない理由は大きく3点あります。
①飼育するために非常にお金がかかる
②長生きしないといけない

①については、まず販売価格が非常に高価です。安くても15万円ほどです。高価な理由としてはオーストラリアのごく一部にしか生息しておらず、特定の業者で繁殖した個体しか出回らないためです。乱獲により絶滅してしまっては今後見ることができなくなってしまうので致し方ないですT.T
加えて、1m程には大きくなる魚なので150㎝水槽以上を準備する必要があり、水槽一式そろえるにもお金がかかってしまいます。
さらに、120㎝を超える水槽はかなりの重量となるため、床下の補強工事も必要となる場合があります。

②については、50年~100年生きるとされているため、長生きしないと面倒を見れなくなってしまいます。
100年生きてくれると代を超えての飼育になってしまいますので、いくらお金を持っていても個人で終生飼育することは不可能です。
面倒を見てくれる家族が飼育を引き継いでくれればいいですがね・・・

<まとめ>

皆さんが興味のあるお魚を飼うための手助けになればいいなぁ~と思います。
私は淡水、海水しか~と思っている方もそれぞれ面白いお魚いますので是非少しでも別の水域を覗いてみることをお勧めします。

では、また後日

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