製紙会社 保全担当者からの相談「原料切り替え時にパルプ原料の残留を無くすためには」
1.ある製紙会社の悩み
今日は少しマニアックな話をします。
以前からお付き合いがある製紙会社の保全担当者 を訪問した際に、
困った顔をしておりました。
どうしたのですか?と聞いたところ、
「製品の不良率が高いから何とかならないか?」と。
2.製紙会社の製造工程で不良が発生する一番の理由
製紙会社は、紙の原料(パルプ原料)を大きな水槽の中へ投入し、紙を作っています。そこで、原料を切り替える(別の商品を作る)際に、前に投入していた原料が水槽内に付着して残留物として残ってしまうことがあり、それが製品の不良へと繋がるわけです。
3.製紙会社の製造工程で不良率を激減した驚きの方法とは?
残留物をキレイに取り除く方法が無いか、様々な試行錯誤を繰り返した結果、まさしくココが不良率を解消するカギだと判明しました。
そして当社(トリイ株式会社)が実施した内容がこちら、
この水槽の中を、 専用の特殊コーティングを施しました。
結果として、原料の付着を限りなく減らすことができました。
またこちらのコーティングは、当社のノウハウを活かして、
水槽内で使用される薬品との調和性や、長期的に使用するメリットを精査し選定いたしました。
4.更に不良率を激減したもう1つの事例を紹介
他の事例ですが、原料の中にフィルムや糸くずなどの不純物が混ざっていることがあります。
これを事前に取り除けば
更に不良率が下がるのではないかと考えました。
さて、どのように取り除こうかと模索し、考えついた結果がこちら。
特殊なフィルターを設置することで、不純物を事前に取り除くことに成功しました。
これらに対しお客様は
「不良率が下がって大幅に経費削減できた」
「不良を管理する手間も省けた」
などの声を頂いております。
当社では、本事例のように水槽内コーティング以外にも、お客様に合わせたご提案を得意としております。
5.まずはお気軽にご相談ください
「不良率が下がって大幅に経費削減したい」
「不良を管理する手間を省きたい」
そう感じられたお客様は、まずはお気軽にお問い合わせください。
現地視察・見積まで無料でご提供いたします。
私達 トリイ株式会社は、ご要望に合わせて
化学エンジニアリングのトータルサポートをご提案します。