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エンタメ会社が”市場価値”を考える②

 こんにちは!
 TORIHADA新米インターン生の市来陽(いちき みなみ)です。
 
 さて、就活や転職活動で多くの人が直面する言葉、”市場価値”。
 ときに悲喜こもごもをはらむそれは、人の価値を推し量る呪いの言葉のように感じることもあります。

 これは、TORIHADA社員へのインタビューによって、この市場価値という言葉を考えるシリーズ。
 第二回である今回は、SNSクリエイター向けサービスFANMEの事業責任者、原田直道さんに尋ねます。
 インタビューのご依頼をした当初から、市場価値の高さで人を判断することはないと語っていた原田さん。その真意に迫ります。


原田直道(Naomichi Harada)
2019年にTORIHADAにジョインし、現在はFANMEの事業責任者としてサービスのかじ取りを担っている。




Q.原田さんにとって、市場価値が高い人はどんな人だと思いますか?


 シンプルに、他者評価が高い人ですかね。自社、他社はもちろん、社会へ価値をしっかり還元できている人は、市場価値が高いと思います。

Q.市場価値が高い人に会ったことはありますか?

 正直、あまり気にしないです。市場価値が高いとか、逆に低いとかの基準で人を見たりはしない。その人が何をしたのか?どんな仕事をすることができるのか?というところが1番大切だと思います。


市場価値とは、社会へ価値を還元できること

Q.原田さんはご転職を経験されていますよね。


 はい。新卒した会社で働いてるうちに30歳でなりたい自分像ができて、そのまま会社にいても理想に到達出来る可能性が極めて低いことに気づいたんです。



Q.転職の際には、市場価値という言葉を意識されていましたか?

 まったく気にしてない!と言いたいところだけど、囚われていないようで囚われていたのかもしれません。僕は、何者かになりたかった。そのために転職したけれど、それって他者評価=市場価値がほしかったっていうことなのかもしれない。TORIHADAに入って振り返ったときに、あれってレッテルがほしかったっていうことなのかな、と思ったりもしました。



Q.転職活動を経て、TORIHADAに入社したことについてはどう思っていますか?

 すごくいい選択だと思っています。やっぱりあのまま前の会社に居続けるより、TORIHADAで働くことの方が、理想の自分に近づけるな、と感じます。


市場価値はついてくるもの


Q.市場価値という言葉はどれほど意識した方がいいと思いますか?


 前提として、僕は市場価値というものを全く気にしていない、ということはありません。やっぱり他者評価は重要です。それでも、市場価値という言葉を第一にしすぎると、人はその言葉に潰されてしまうんです。他人と比べるより、自分はどうしたいのかを考える方が、やっぱりストレスがない。


Q.意識しすぎなくてよい、ということですね

 はい。他人と競争するための価値観にすがるより、自分が社会にとって何者でありたいのか。社会のため、人のために行動していれば、自然と市場価値はついてくるものです。それだけのために獲得した価値は、ハリボテだと思います。すぐになくなってしまう。


Q. 就活などで市場価値という言葉に直面している方々に、メッセージをお願いします。

 大切なのは勉強とアクションです。勉強して動く、勉強して動く、これの繰り返し。市場調査をしたら、吟味と称して何もしないのではなく、とにかく動く。悩んでる暇があるなら動いた方が早いです。そうしていると、市場価値は勝手についてくると思います。
 TORIHADAはそういう意味でアクションが踏める会社です。大手だと届きにくい声も、TORIHADAだとポジティブなアクションと捉えられる。
 僕はFANMEというサービスの事業責任者をやっているんですけど、最初はFANMEの知名度が低く、市場価値はほぼ皆無だった。けれど下調べをして、オフラインイベントをやるなど自分が思う方法をアクションしていきました。いまやっていることを正解にしていきたいと思います!


終わりに

 市場価値という言葉を気にしすぎることはない、と力強く語る原田さん。他者評価は重要ですが、そこに囚われすぎると自分の価値はおろか、幸せの基準さえ失ってしまいます。
 市場価値という言葉と自分の信じる価値、そのバランスが重要なのかもしれません。

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