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#279 白い鳩と 木彫りの白い鳥。

親しい友達が亡くなった。

こんなに近しい友達が
   亡くなったのは初めてのことで

こんな事があるのかと

心がついていかず何をどうしたらいいのか…
頭がパンクしそうだった。

私が泣き虫なのを知っているから
心配かけたくない、
今の姿を見せたくない事が
LINEのからも伝わってきた。

だから何も言わずに
先に天国に行ってしまった。

私の心には『会えなかった…』という
気持ちが 心のどこかに引っかかって

泣きながら草むしりをしていたら

いつの間にか私の隣に
   《白い鳩》がちょこんといた。

私はこの白い鳩が友達のような気がして

『会いにきてくれたんだね』

私はその白い鳩に友人に話しかけるように
話を聞いてもらった。

不思議なもので
私が近づいても全く逃げる様子がなくて

ただただ私の話を聞いてくれた。

そうだ!!
『ウチのインコたちが食べている粟穂があるからちょっと待っててね!』と

声をかけて家の中に入り
戻った時にはもう白い鳩はいなかった。

昨日はお通夜。

行っていいのか迷ったけど
私も会うことにとても緊張したけど

ご家族から
『良かったら会いにいらしてください』と
背中を押してもらい

友達に
『ありがとう』を伝えに行ってきた。

ご家族の愛と幸せな最期だった事が伝わってきて悲しい涙よりも幸せな涙に変わりました。

帰り際に…

『娘が大切に
  持っていたものを持ってて欲しい』と

ご家族から手渡されたものが

なんと!!

《白い鳥の木彫りの置き物》

私もすっかりわすれていたけど

昔、むかし
私がプレゼンとした白い鳥でした。

あー。やっぱり!!

あの白い鳩は友人だった…
   
 
と答え合わせができた瞬間でした。

お通夜で友人に会えたことで
私の心に引っかかっていたものが
取れたような感覚になり

涙はスーッと引いた。

私は私の人生を生きよう!!

いまここに感謝。

それでは

今日も心穏やかに

ポジティブでありますように。

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