ウナギ屋社長と話した話
そういえば先日、うなぎ屋の社長と話したことを少し。
飲食業界の展望
もうしばらく。いや、もっとコロナは続くでしょう。営業時間は20時と言う流れは少なくともオリンピックが着地するまでは続くだろう。
その意見には同感です。飲食を伴う営業はあと数年は続くと見込まれています。もちろん、飲食業界が今後このままと言うことは無いでしょうが、国の大きなイベントのオリンピックと言う行事が飲食=悪と言うイメージがついています。
国や大阪府が目安にしているデータと言うものをそこまで熟読した事はありませんが、ニュース等を見ていると感染経路はやはり飲食、酒、夜、宴会と言うワードが出てきますよね?
飲食というワードについては否定的ではない気がします。
酒はどうしても声が大きくなったり、動作が大きくなるので飛沫の懸念があります。また、人数が集まるという点でも今はよろしくない。
夜。20時の目安はよくわかりません。18時でもいいんじゃない?って思います。オリンピックを目指すのであればそのくらいのインパクトは必要でしょう。18時閉店の店なんて行かないですからね。経営者の事は後ほど書きましょう。
宴会。まず無理です。そもそも人が集まるとNGです。イギリス株コロナは感染力が強いと言われているのでね。
何がNGかを調べていくと、まず飲食業界と言う事がオリンピックまではNGと言う結論になります。現時点ではね。来週以降は東京が偉いことになる予想。そこであまりにもひどい結果だとオリンピックどうのこうの言ってる場合ではなく、医療が沈没です。
期待のワクチンの進行状況がいまいちわからない中、下手に動けないのが企業や個人事業主です。
飲食はつぶれない!といいますが、ここ数年はつぶれてしまうレールに乗っている。という事でしょう。
飲食としての営業方法を変える
店舗販売は頭打ちしています。販売経路を変える必要がある。ウーバーなどを使った外食産業。食と言うことに関すれば需要があるのです。大した物でなくても売れます。正直なところ、おいしくなくてもいいのです。弁当がおいしい!のもありますが、出来立ての料理よりおいしいものはありませんからね。いくら技術が向上しても、目の前で焼いた食材をその場で食べる事が一番いい状態です。おいしさに関しても、衛生面に関してもです。
今は弁当は売れるかもしれません。テイクアウトが流行ったのは冬、寒い時期。夏になっても弁当テイクアウトを行うほど勇気がある企業がどれだけあるでしょうか?食中毒を出して一発営業停止のニュースが新聞をにぎやかにする頃も近いでしょう。
夏の弁当産業は現在活躍中の大手に任せるべきです。コンビニやスーパーなど衛生管理のスペシャリスト。今までの経験を元に大きな問題を起こすリスクは少ない。中途半場に参入数ると痛い目を見る企業も多いでしょうね。個人店などは余計ダメージが大きい気がします。
テイクアウトを考えるのであれば、夏らしい物。食中毒リスクが限りなく低い。そんなことをコンセプトに考えると良いでしょうね。
ウナギは正直危ない。しっかり火が入っていても温かい状態でのテイクアウトは怖いものです。冷凍した状態でテイクアウトしたところでそれは通販でいい。お店として安全においしい状態の物を提供するにはやはり店舗営業でしかないのです。
そうすると、営業時間の変更が合理的という事がわかりますよね。
テイクアウト産業
テイクアウト産業は素人がやっても利益が出ません。材料、運賃、梱包資材など売上は上がっても利益が無いのです。その上手間がかかる。様々なシステム手数料もかかる。
ならやらない方がいい!というのも違って。やるしかないのです。キャッシュアウトは避けなければなりません。利益は無くてもキャッシュフローを回せばしばらくは延命が出来ます。今は耐える時期、企業延命をして雇用を守る。それが今できる社会貢献になります。困ったときはお互い様と言う言葉があるように、利益ばかりを追いかける企業は長続きしません。
会社も雇用のために努力するから、雇用を守るために個人も多少頑張ってくれ!という苦肉の策ではあります。
少子高齢化
これから数十年後には人口比率が大きく変わります。致し方のないことです。ホテル業界ではベテラン不足。飲食業界についても同じことで教育者不足。悲しい展望でしかないですね。
良い人材の取り合いにはなるでしょう。全ての業界において。そんな中、飲食の世界に飛び込む人はどのくらいいるでしょうか?給料が安く労働時間も長い。お客からはクレームもあり正直しんどい仕事です。そんな業界に行きたいと思いますか?
この業界を変えなければいけない。衣食住は人間に必ず必要な物。そういわれていますが、この言葉ももう古い。衣服は必要ですが、もう溢れていることがわかります。食は生きる為には必要ですね。住むところもあった方がいいでしょう。
衣類に変わるものは何でしょうか?生きる為に必ず必要な物。それは居場所なのか、仕事なのか、家族なのか。
衣類、食事、住居。これが変化します。
仕事、食事、住居。まずはこのくらいから変化させてみましょう。
食事と住居は変わるものが私にはわからないので賢い人が考えて教えてください。
衣類に関しては日本で困っている人いますか?最新やブランドもの。そういった類ではなく、着るものがない、ボロボロすぎる!と言う事は戦後に比べると大きく変わったと思います。
日本が高度成長期の頃、仕事に溢れていました。ですが今はどうでしょう?株価は爆上がりしていますが実際に仕事が増えたり所得が増えている人、すべてに言えるでしょうか?所得格差は広がる一方です。
仕事は選ばなければたくさんある。そういわれていますが本当にそうでしょうか?本人が選ばなくても企業が選びませんか?応募した企業が落とすことの方が多いのが事実。そう、今は仕事が選べないのです。人が足りないのではなく、人を足らなくしているのです。
コンプライアンスが重要化される時代。ストレス社会がよりひどくなってる状況で働く人たちはどんどん過小評価されていきます。自分で起業する能力のある人たちはよいかもしれませんが、能力のない人たちは社会から取り残されていく。取り残された人たちを助ける機関も無く社会不適合などよくわからないレッテルを貼られてしまうのです。
今の社会を作り出しているのは人のせいではなく、我々世代なのだと。
結論
結論を言うとお先真っ暗という事です。
まず、国の決定と言う大きなベクトルには逆らえません。逆張りをしたところでつぶされるのがオチ。うまく付き合っていかないといけない。
これからの人材についても正直不安という意見でした。勢いのある社長でしたので頑張ってほしい。大きなコミュニティを作っていければ突破口があるかもしれませんね。
コロナについては時間が解決してくれるでしょう。うまく付き合っていくしかない。
今は食事と言うことに真摯に向き合って考えてみてもいいかもしれませんね。今まで通りやればいいという事は無いでしょう。変わらなければいけない時期なのでしょうね。
社長
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