昨日のことをちょっと振り返ってみる。
はたけメンバーが『スーパーで野菜を買わなくなった』
このことをもうちょっと分解して考えてみると
なぜ買わなくなったのかは2パターンくらいあって
1.現状収穫できるもので賄える。
2.野菜の成長過程をみて売ってる野菜に興味がなくなる。
ひょっとして、
興味がなくなるのにはもう1つあって
売ってる野菜いつもはたけで見るのと違う
そもそもこの野菜ってなんでこの大きさ?ツヤ?味?
そんなところに疑問が出てくるのかもしれないなぁと思いました。
で、はたけ会議というコミュニティをなんで作ったのかなって考えて、
アフリカの諺に
早く行きたければ、ひとりで行け。
遠くまで行きたければ、みんなで行け。
「If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together. 」
ボクは早く行ける場所がスーパーで、
遠くっていうのがはたけだなって思いました。
その遠くっていうのがはたけという場所なんだけど、
野菜の種を蒔くこと、
野菜が発芽すること、
野菜の成長を見ること、
野菜を収穫すること
そして、
その野菜を食べること。
その過程を知って、感じてなぜ買わなくなったのかってちょっと思いました。
はたけメンバーが野菜を買わなくなるって言うのは本当に嬉しいです。
単純に食べる量が十分にある。(それ最高じゃん!)
あと、はたけに行っていろんなことを感じて、
オーガニックとか慣行栽培とかなんかどうでもよくて、
自分で知って、
何を選ぶか、何を買うか
そこを感じて選択してる部分もあるんじゃないかなって。
ボクが伝えたかったのはホントはそこなんだと知れたこと言語化できたことがめちゃくちゃ嬉しいなって。
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杉山くんとの会話
はたけで久しぶりにゆっくり2人で今の野菜の生育状況をみました。
それはなんか照れ臭いもんでなんだかちょっとモジモジしちゃうみたいな。
杉山くんは農家です。
立派な美味そうな野菜、そういった
買ってもらえるような野菜をデザインしなきゃいけない
そういう部分ってある気がします。
ボクが料理を提供するときにめちゃくちゃ家庭染みた感じだとちょっとイヤな気がします。そこがプロだと思うし。
はたけで杉山くんが言ってたので印象的だったのは
やっぱりはたけ会議の野菜は野菜本来の味がする気がする。
それは野性味なのかも知れないし野菜そのものの個性かも知れません。
メンバーも基本忙しいので勝手に大きくなった野菜を食べます。
ちょっとだけ人の知恵を入れますが、基本は水すらあげません。
よく驚かれますが。
なので
農家さんが作った30cmくらいになったりっぱなレタスと
ボクらのようなほかりっぱなしのレタス20cmくらいだと
全く同じ言語の全く違うものになっちゃうんです。
農家さんが大事なのは、
アイツが作った野菜、やっぱアイツっぽいよね
なのかなーって。
あんまり個性ある農家さんって逆に少ないのかな。
それはやっぱり規格のせい?お客さんのせい?
こんなことを今日は朝のワンコとの散歩でぼんやり考えてました。
ひっさしぶりのオフ。
ゆっくりしたくても
頭ん中がどんどんまわっていっちゃいます・・・
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