これは10巻に付いてた絶対ここまで読んで初めて完結やんてほど重要な小冊子
この間読み返した7SEEDSの隣に並べてあった
昭和元禄落語心中
これも久しぶりに読むかと手に取った
全10巻程度のおもしろ作品なのでピャーと読めてしまう
落語は好きか
そう言われても即座に好き!寄席に通ってます!という人は
まぁ居ないでしょう
私は落語心中を読んで知ったのが大部分で
元々微塵も知らないわけではないけれど
特に知らなくて困ったこともなかった
なんと言えばよいものか
語弊があるかもしれんけど…
ガンダムとかドラゴンボールとかワンピースとかと一緒で
別に知らなくても全く問題無いけれど
知ってたらわかる世界が広がるベースの部分てきな
世の中結構知ってる前提でふっかけてくるとこあるじゃないですか
世間話から芸人のネタまで
これは大半の日本人が知ってるであろう前提で繰り出される話題
そのタイミングで笑えた方がお得やんて話
まぁね、令和のこの時代
「おっそれは野ざらしですなw」みたいな展開の話
振られることも無いけども
それにしたって落語心中に出てくるのは有名な話ばかりで
読めばなんとなく自分の手元にあるベースとして認識できる
身近なことで言えば今放送中の
歌舞伎町シャーロックというアニメ
登場人物が落語馬鹿で急に推理落語を始めるとき
なんか変身エフェクトみたいなシーンでブワっと落語の演目が並ぶ
「芝浜」と見つけて(あっ芝浜!)ニヤリする
だから何というわけではない
でもちょっと嬉しくなる
長屋噺に出てくる系のお決まりキャラクター
熊さんとか与太郎とかそういう
名前だけですでに意味が汲み取れるということ
「与太郎」が楽天的で能天気、を意味すること
知ってて損は無いよね
別に得も無いけどね
しかしこういうのを、まるっと「教養」と言うのでは?
え、違う?
自分の肥やしにするにはもってこいやと思う
突然落語にハマることもまた難しいやろうから
漫画で読んで
あと超絶クオリティのアニメにもなってるから
アレやったらそれ見て
この自粛ムード期間やコロ休みに
自分の内面を肥やしてみてはいかがか
もちろん落語どうこうだけじゃなくて
ストーリーがめっちゃくっちゃに良いから!!!!!
アニメはマジで凄いとしか…
石田彰と山寺宏一、関智一
いやほんまに凄かった…石田彰の年齢ふり幅!
落語ほぼ一席ぶっ通しシーンとか…小林ゆうの小夏が凄い好き
原作漫画の雲田はるこ先生
めちゃくちゃ好き
もう1番はそこかもしらん
あの色気溢れる作画、茶目っ気だらけのキャラクター達
どの作品も繰り返し読んで溜息が出るような愛おしさ
BL大丈夫な人はぜひ「いとしの猫っ毛」読んでみてほしい
胸の中にギュウギュウ真綿詰め込まれた気持ちになるから(どんなん
あーだこーだゆうたけど単純に面白い作品という事実
伝えたかっただけよ
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