元ひきこもりの起業を支えた人生のチューニング本
読んだ回数、10回以上。
迷った時、つらい時、自分の軸を捉え直させてくれる本が『嫌われる勇気』だ。
数年ぶりに読んでみても、刺さる言葉たち。
「トラウマなんてない」「あなたはあなたのまま、ライフスタイルを選び直せばいい」「誰でも、今、この瞬間から幸せになれる」…。
元ひきこもりの僕の起業を支え、きっとこれからも支えてくれる名著『嫌われる勇気』を紹介する。
この本と出会ったのは、僕が起業準備をしていた5年前。
でも僕は読書が苦手。だからオーディオブックで聴いた。先に紹介した言葉たちも、最初は全然腑に落ちなかった。綺麗ごとで、詭弁なんじゃないか、とさえ思えた。でも同時に、この考えを実践できたら、どれだけ幸せかと思った。だから繰り返し聴くことにして、3周ほどすると、納得感を持って入ってきた。その結果、確実に幸福度が増した。『嫌われる勇気』以前、以後で分けられるほどかもしれない。
その頃は独立してもやっていけるのか本当に不安で、暇があれば不安が襲ってくるため、とにかくビジネスの学習で1日を埋め尽くしていた。でも学んでも学んでも「本当にうまくいくのか?」という不安が襲ってきて、そんな僕を救ってくれたのが、この本だった。
ひさしぶりに読んで(聴いて)思ったのは、「僕にはまだこの本が必要だ」ということ。僕はまだまだ、優先順位を間違えてしまう時がある。まさにこの本の中で注意している、「誰かの人生を生きる」「他人の課題を背負う」をしてしまう瞬間があるのだ。だからこれからも何周も何周もして、幸せを自分で自分の手元にたぐり寄せ、握りしめていたい。
この本を勧めるのは正直、幸せを見失うことがある全人類なのですが、強いて言うなら、「今の自分のままではいやだ」と思っている人。「新しい自分になりたい」「今の環境は自分に合ってない気がする」と思っているなら、きっとこの本が、一歩踏み出す道標になってくれる。
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