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息子の得意なこと

5歳。ロシア語アルファベット擬人化バージョン。
なんでもだいたい独学。息子の体より大きいホワイトボードに、好きなものを好きなように描かせています。

 息子は4歳になってもほとんど言葉を発することがなかったのですが、文字や数字には強い興味を持っていました。
 ふと気が付くと自分でローマ字を使ってタブレット検索をしていてさすがに度肝抜かされました。まったく教えたことはなかったので、たぶん私や妻がローマ字で検索していたのを見て覚えたのだと思います。また言葉は話さなくても、ちゃんと言葉の意味を理解しているのだと気が付かされました。
 興味がある事に対してとことん強いなあと感心。
 英語やロシア語のアルファベットも読み書きできるのですが、飽き足らず擬人化させたりしています。

4歳。ロシア語アルファベットで擬人化

 描くだけではなくブロックでもサクサク作る

4歳。英語アルファベット
4歳。ロシア語アルファベット。どこの国の文字なのかわからず、父と母はずいぶん調べましたよ…。
4歳。数字擬人化ブロックバージョン

 そんな息子のために妻はやわらかアルファベットぬいぐるみを自作。

英語ぬいぐるみ
ロシア語ぬいぐるみ。私と妻も読めるようにルビ付き。

 木やプラスチックの硬いものは販売しているのですが、投げて当たったり踏んだりしたらなかなかの痛さ。しかし安全と思われる柔らかい素材のものはなかなか見つからず、「それなら自分で作ってしまおう!」と妻、夜なべで奮闘。
 息子、ひたすら並べて遊びます。触り心地も最高のようで、もう最高すぎて生地がケバケバのカピカピになるまで遊んでいます。
 療育園や小学校の先生にも大好評。

(…もしかして販売したらけっこう喜ばれる?)と考えはしているものの、なかなか実行には至らず。なんかこういうものの販路とかってあるんですかねえ…。

 7歳になった今、息子は漢字にも興味があるようでテレビやYouTube、標識や看板等、目に映る漢字を片っ端から覚えていっています。
 テレビで『爆笑』という文字が出ると「アハハハ!!!」と体で漢字を表現してしまうのにはさすがに「疲れねーかな」と心配してしまいますが。

 なんだかこの小さな体に大きな才能が詰まっていそうな予感はあるのです。
 しかし果たして私にそれを思う存分発揮させてあげられるだけの能力があるのかどうか…。
 障害のある息子が将来生きていく為の何か。私たち親が生きている間に息子と一緒に見つけることが今の私たち夫婦の生きる意味だよなあ、なんてたいそうな事を思ってしまう今日この頃です。

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