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グリコーゲンとグルコースの合成と分解!
私事ですが、もうすぐ今年最後の大会(たぶんw)なんで、色々準備しているところで、現在カーボディプリート中。
なんとなくグリコーゲンのとこについてまとめておこうかなとということで早速書いていきます。
我々は、グリコーゲンを分解して、体を動かしていますが、その役割を担っているのが、副腎髄質から分泌されるアドレナリンや膵臓のα細胞から分泌されるグルカゴンです。
このアドレナリンとグルカゴンは、ホスホリラーゼを活性化し、グリコーゲンをグルコースの形にチョキチョキ切る作用があります。
逆に取り込まれた糖質をグリコーゲンに貯蔵するためのホルモンが、膵臓から分泌されるインスリンです。
このインスリンは、グリコーゲンシンターゼを活性化して、取り込んだグルコースをグリコーゲンにペタペタ張って行って塊にしてくれる作用があります。
これら、ホスホリラーゼとグリコーゲンシンターゼは、相互作用しており、ホスホリラーゼが活性化していれば、グリコーゲンシンターゼは、不活性化してしまいます。
グリコーゲンは、どれくらい蓄えられるの?
人では、肝臓には、6〜10%
肝グリコーゲンの重さは、90〜150g
筋肉には、0.3〜10% 蓄積され
筋グリコーゲンの重さは、筋肉も量にもよりま
すが、100〜400gのようです。
ちなみに一般成人男性20歳代の平均体重が、73kgです。
つまりですね。肝グリコーゲンを満たすのに『佐藤のご飯』200g(グリコーゲンを150g蓄えるとして計算)を2つ分食べないといけない…
筋グリコーゲンを満たすなら、『佐藤のご飯』200g(グリコーゲンを400g蓄えるとして計算)を5つ分食べないといけない
全くの枯渇状態から満タンにするためには、『佐藤のご飯』を7つ分食べないといけない計算になります。
米は、1合で300〜350gで炊き上がりますから、1日で全てを使い切った場合、およそ4合は毎日食べないといけない計算になります。
まぁ毎日毎日マラソン選手並みに長距離走らないとこうはならないので、激しい筋トレしてるから自分は大丈夫かなと思った方は、筋トレ2時間くらいじゃ枯渇まで行きませんよって研究はたくさんあるので、安心してください!
ここで何が言いたいかというと、ある程度自分はどれくらいのグリコーゲンを蓄えられて、どれくらいの糖質を取れるのかを知っておくのがダイエットにおいては大切だと言うことです。
肝臓に蓄えられたグリコーゲンは、何日分の蓄え?
肝臓に蓄えられているグリコーゲンは、一晩寝ている間に使われる生命維持のためのエネルギーを賄える程度の量でしかないです。
朝起きたらスッカラカンになってしまいます。
だから、16時間断食ダイエットはエネルギーとして脂肪を優先的に燃焼してくれるんですね!
朝ごはん食べる派と16時間断食で朝ごはん食べない派の両方の意見もなんか納得してしまいます。
というか…私から言わせてもらったらどっちにもメリットあるんだから両方してみればいいのになぁ…何か発見があるかもしれないのにと思っています。
もちろん、1日6食食べていた時期もありますし、現在は、16時間断食をしていますし、1日断食もしたことありますし、最大で3日の断食もあります。
これは、けどまぁまぁ辛いので、段階的にやった方がいいと思いますが、、脂肪はかなり除去されます。
筋肉のグリコーゲンは、低血糖でなくならない?
肝グリコーゲンは、血糖値調節に関わっているのに対して、筋肉中のグリコーゲンは、もっぱら筋肉内のエネルギー源として利用され、血糖維持には関与しないと言うことがわかっております。
筋肉では、グリコーゲンの分解により生成するグルコース−6−リン酸は、直接、解糖系に入ってしまうので、筋肉活動に使われます。
肝臓ではグルコースとなり血糖として放出されるされるため、身体維持活動の様々なエネルギーに使われます。
足りなくなったエネルギーは、脂肪細胞から作られ使われています。
断食でインスリンの感受性が高まるというのは、断食で飢餓期を体することにより、インスリンの反応を良くしてグリコーゲンを蓄えるように身体が促されやすくなるということです。
やっぱりボディビルダーは、インスリンの反応を高めるために断食は定期的に行った方がいいんでしょうね!
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