腸を操り進化せよ!禁断の身体改善術!
noteを開き、私の記事をご覧いただいている皆様、
本当にありがとうございます。
私は、腸内細菌を活用した新しい視点から、
理想の身体を手に入れる方法を
皆さんにお伝えしていきたいと思います。
【プロローグ】
身体は、食べたものでできている!
痩せにくい体質、筋肉のつきにくい体質、あなたが腸の鍵を手に入れた時、この悩みは解決するかもしれません!
あなたは、ダイエットが好きですか?
私は、嫌いです。
大抵の人は、ダイエットが嫌いだと思います。
そもそも、『私、ダイエット好きです!』なんて人は いないと思います。
食べたい欲求を抑えて、カロリーの低いものを食べたり、苦手な運動を続けるのは大変なことです。
しかし、
『理想的な身体(からだ)を手に入れたい。』
『健康で幸せな人生を送りたい』
誰しもが少なからず、このように思っているのではないでしょうか。
もちろん、私自身も、理想的な身体を手に入れたいと願う一人です。
そんな私が、全力で取り組んでいる競技があります。それは、自分自身の最高の肉体を作り上げ、過酷な食事制限をする『ボディビル』という競技です。
ボディビルダーは、よりカッコ良い身体に仕上げるため、試合前に必ず『減量』を行います。
食事の量を減らし、わずかな脂肪をも削ぎ落とすのです。
しかも減量と並行して、筋肉を落とさないための厳しいトレーニングも欠かさず行います。
『トレーニングをしながら、食事を減らす。』
これが、どんなに心身にストレスのかかる行為であるのかは、言うまでもありません。
ボディビルダーは皆、試合までの数週間(人によってはもっと長い期間)、空腹に耐え、眠れない日々を過ごすのです。
そして待ちに待った試合が終わると、この溜めていたストレスが一気に爆発します!
いわゆる『ドカ食い』というやつです。
これまでのストレスの反動から、食べたい物を食べたいだけ食べるのです。
私は、こんな生活を15年間も続けてきました。
ボディビルに限らず、誰しも一度はストレスによる『ドカ食い』をした経験があるのではないでしょうか?
ご存じの通り、このドカ食いが、ダイエット最大の失敗『リバウンド』を招きます。
このリバウンドを機に、大半のダイエットは終了し、ダイエット失敗後の鏡に映る自分をみて
『やっぱり私は、痩せられないんだ』と落ち込み、また暴飲暴食…鏡を見る…落ち込む…暴飲暴食…
このように負のスパイラルに陥るわけです。
一方、ボディビルダーはどうかというと、
同じくドカ食いはしますが、
『このリバウンドを利用して体を大きくするんだ』と、
試合後のドカ食いを正当化します。
また、毎日の食事でも、『これで筋肉を増やすんだ』と、
肉をひたすら食らいます。
私もそう信じて15年間やってきました。 ・・・が、
毎年大会の写真を見返し、ふと気づくのです。
『去年と体の大きさがあんまり変わってないのでは…?』
なぜだ!そんなはずはないと現実逃避したい気持ちでいっぱいでした。
そして、決意します。
今までと同じことをしていても変わらないのではないか。
だったら、何かこれまでとは根本的に違うアプローチをしないとダメだ!
そう思い、体づくりを模索し始めた2017年、ある1冊の本と出合います。
メンタリストDaiGoさん【師匠】が当時のニコニコ動画(現在Dラボ)で紹介した
【腸科学】という本です。
私はこの本と出会い、『腸内細菌』の存在を知るのです。
それからというもの、『腸』『腸内細菌』に関する本を買い漁り、論文という論文を読み漁る日々が始まりました。
学ぶにつれ、その分野は『腸』だけにとどまらず、『解剖学』『生化学』『人類史』・・・と、多岐にわたりました。
数多くの本や論文から学び、それらの異なる分野の知識を癒合させることで、人間(ヒト)の身体(からだ)の奥深さと『腸内細菌』の持つ偉大な可能性を知ることとなるのです。
そして、
・なぜダイエット=リバウンドなのか?
・なぜドカ食いしたいのか?
・ダイエットに楽な方法はないのか?
・ダイエットしている時、たくさん食べたらダメなのか?
・なぜボディビルの大会で絞り切れない人がいるのか?
・・・なぜ?なぜ?なぜ…
これらの『なぜ?』の答えを知りたくて、自分の中に眠る好奇心のままに、さらなる探究をしていった結果…『理想の身体(からだ)づくり』と『腸内細菌』の切っても切れない関係性にたどり着きました。
研究分野として『腸内細菌』はまだ新しく、世界で本格的に研究され始めてから14年程しか経っていません。
そして、私ほど腸内細菌と体づくりとの関係性を探求し、最前線で実践している人はいないと思います。
私は、この『理想の身体(からだ)づくり』と『腸内細菌』の相関関係をもっともっとたくさんの方に知っていただきたいと思い本書(note)を作成するに至りました。
・ダイエットが続かない
・辛いダイエットが嫌だ
・筋肉が大きくならない・・・
このような、ダイエットやトレーニングで悩むすべての人へ!
本書(note)の内容が、あなたの悩みの突破口となり、理想の体に近づくお手伝いができれば幸いです。
著者出場2021年2月FWJ主催
プロを決める大会出場時の写真。
目次
第1章
私が腸内細菌に魅せられた理由
⚪︎腸内細菌の可能性
第2章
全てを無にする腸の穴
⚪︎ダイエッターもボディビルダーも
絶対に起こしてはいけないリーキーガット!
⚪︎リーキーガットの原因は何なのか?
⚪︎穴を開ける腸内細菌!
第3章
過酷な時代を生き抜くための手段
⚪︎我々は、飢餓に強くなければならなかった
⚪︎飢餓期のトリガーとなるものは?
⚪︎戦うか?逃げるか?
⚪︎狩り成功の合図!腸内細菌に送るメッセージ!
第4章
敵?味方?大腸菌!
⚪︎敵を排除せよ!
⚪︎隠れた名医!
第5章
ダイエットマスター!
⚪︎あなたは腸の鍵を手に入れる!
⚪︎鍵を閉める手段
⚪︎鍵を開ける手段
参考文献一覧
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第1章
私が腸内細菌に魅せられた理由
腸内細菌の可能性
そもそも腸内細菌の研究の本格的な始まりは
人の遺伝子を解析してあらゆる病気を治すぞと
2000年に米国のクリントン大統領と英国のブレア首相によって宣言され、2003年に完結したヒトゲノム計画で、
人の遺伝子の解明することで様々な難病治癒へ繋がると期待されたことから始まります。
しかし、結局難病などの治療については十分に解明されることはありませんでした。
ヒトゲノム計画で分かったこととしては、ヒトゲノム全体に含まれるタンパク質遺伝子の数は、およそ2万〜2万2000個。(1)
これは、ミジンコの遺伝子の3万1000個よりも
遥かに少ない数字です(2)(記事)
そこでこのような疑問が生まれました。
ヒトは、なぜこんなにも複雑で高度に発達したのにも関わらず遺伝子の数が少ないのか?
複雑で高度な身体を持つヒトには、より多くのタンパク質、多くの遺伝子が必要ではないのか?
結局難病の治癒については、わからなかったじゃないか…
そんな中、腸内細菌にスポットが当たり、本格的に2007年にアメリカ国立衛生研究所が、ヒトマイクロバイオーム計画として、莫大な資金を投じて研究されました。
現在も各国で競う様に研究が続けられています。
研究が進むにつれて
腸に棲む1000種、10兆〜100兆個とも言われている
腸内細菌が、この足りないであろう遺伝子を補っているということがわかってきました。(3)
その遺伝子の数およそ28.5億塩基対。
ヒトゲノムの100倍以上の遺伝子が含まれていると推定されています。
この腸内細菌の持つヒトゲノムの100倍以上の遺伝子とヒトゲノム(人間の遺伝子)は、常に協力しながら私たちの体を形作っています。
ヒトは、腸内細菌に様々なことを『委託』することで
脳をここまで高度に発達したと考えている研究者も少なくありません。
つまり、ヒトの遺伝子の99%以上を腸内細菌が担っていると言うことです。
自分の本来持つおよそ2万の遺伝子の中に太りやすい遺伝子があるのであれば、思うように痩せることは難しいかもしれませんが、遺伝子の99%以上が腸内細菌に委託されているのならそこをいじれば、
『あの人は、遺伝子が違うから』
という言い訳から抜け出せるかもしれない。
能力やセンスのない私でも、ボディビルの大会で、すごい人に立ち向かえるかもしれない。体重の増減を自在に操るダイエットマスターになれるかもしれない。
そんな希望を持ちつつ
とにかく少しでも筋肉を増やせれば…
ダイエットが楽になればいいなと
軽い気持ちで2017年にスタートした
新たなボディビルダー生活でしたが、
勉強するにつれて、
これは本当に変われるかもしれないと自信が湧くとともに、今は大会で結果を出すことよりも腸内細菌をどう活用したら体が変わるのか、どうすればダイエットが楽になるか、日々自分の体を使って実験することが1番の楽しみになっています。
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ここまで読み進めてくださってありがとうございます。
この先は、さまざまな本や論文を参照して私がたどり着いた現在出せる私なりの答えです。
学位も持っていませんし、大学を出たわけでもありません。
ただ自分の腸内細菌について知りたいという欲求のまま、3年かけて1000を遥かに超える文献からこの内容をまとめました。
この内容が、皆さんのダイエットや体づくりに少しでもお役に立てれば光栄です。
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