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テストステロンを守れ!腸内細菌の科学!

本日の参考文献は、2020年のパキスタン工科大学の腸内細菌と性ホルモンについての論文(R)です。

ステロイドホルモン(テストステロン)は、大雑把にいうと、腸と肝臓を循環しているんですが
この時、不活性化したテストステロンは、最終的に必ず腸内細菌によってエストロゲンになってしまいます。
これは、飢餓を知らせるサインでより繁殖の可能性を高めるための進化の産物なんです。
つまり、便秘になるとエストロゲンが循環しまくるので、筋トレして筋肉を増やすためには、絶対に便秘を起こしちゃいけない!

腸活しないといけないって、私は駆り立てられているわけですw
まぁ新たに便秘が、筋肥大にいいよって論文が出たらすぐさま便秘になるような食事をすると思います。

論文の中で、家畜に抗生物質を投与すると筋肉がつきやすくなるというのは、聞いたことがあると思いますが、実はテストステロンの減少が確認されています。

ストレプトマイシンで治療されたマウスが腸の恒常性の障害を経験し、それが最終的に腸のメタボロームに影響を及ぼしたことを明らかにしました。 ステロイドを含む約87%の代謝物が減少、腸内細菌叢とステロイド代謝との関係を示しています。

過去に抗生物質を飲めば筋肉増えるんじゃねえ?なんて安易考えを持ったことがありますが
家畜のように、ただ抗生物質を飲むとテストステロンを増やして筋肉が増えるんじゃないんだなぁと改めて思いました。

とにかく女性が便秘が多いのは、体内で足りないエストロゲンを増やすための方策というのは、間違いないようで、現在のところ筋肉を増やすためには、便秘は敵になるので皆さんも注意してください!



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