『善女流転』若しくは『――』の習作
流るる処を得たとばかりに貴女はにわかに華々しく恍惚に咲き開いた。
感動さめやらぬお胸は万感溢れて身は震え、お口は愛と謙虚を滴らせては吐き散らし、馥郁たる善の匂いに鼻腔を膨らます自らに噎せかえっては愉悦の嗚咽と泪を漏らした。
注がんとする貴女は貪婪に吸い付き啜り上げて呑み込み飲み干し尽くして涸らした処にあまねく聖水を施しかけて止留めを注す。
故に流れはこうも早く渇き貴女はまたしても贄を求め灼け爛れた口を晒して彷徨する。
(了)
『善女流転』若しくは『口腔から肛門まで――生物の基本構造はホースだ!』の習作
リアルでは(息子の前を除き)ゆるふわ奥さんですのよニャ。
ホントだよ。
noteっていう魔窟に取り込まれてしまったみたい。
嗚呼、オソロシイわ!