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初インタビュー記事を書いてみました

制作には二種類あります。
エンジニアリングとブリコラージュです。
エンジニアリングは最初に、何の用途のために作るかと言う目的があって、それに向かって作ります。
ブリコラージュは、目的なく手元にあるものを何となくいじったり、組み合わせたり、なんかついついやってしまうもので、制作者本人も何ができるかわからないです。
美術はブリコラージュだと思います。
自己表現となると、制作物を自意識に添って編集してしまうので、これはエンジニアリングの類いになると思います。
僕にもそういうところはあるので、美術作家の活動は休止しています。
真面目なんですw
by磯貝剛

だそうです。
再び磯貝剛さん作『箱』祭りの時間です。
ここまで続けば、お察しの通り、陰でこそこそなんかやってます。

konekoさんの英訳版『箱』も盛り上げたいとか〜*:.。☆..。.(´∀`人)

当初、磯貝さんにインタビューをして、インタビュー記事を書く予定だったのですが、エッセイ(9/19)ができちゃいました。
ブリコラージュ?

でも、インタビュー記事もやり遂げました。
エンジニアリング?

英訳のビューも伸びにくいと聞きますが、インタビューもそうに違いない。
初チャレンジで、インタビュー記事ってどんなん??状態でしたが、頑張りました。
読んでいただけるとうれしいです♡

☆☆☆☆☆

鹿子:
磯貝さんの絵って、気持ち悪くて変態的で猟奇的と思われがちなんでしょうか。
私はあまり思わなかったのですが。
いつ頃から今のような絵を描いていますか?

磯貝:
二十歳くらいです。
SILENT HILLという作品にであって衝撃を受けて。

鹿子(心の声):
SILENT HILL』って…ホラーゲームやん。
うちの息子(小3)が、『妖怪ウオッチ』にハマって、オリジナル妖怪をお絵かきしてたのと、やってること一緒やん。

磯貝:
宮崎駿とドワンゴの川上さんのやりとりしってますか?
これなんですけど。

友人に聞かれたことがあるのですよ。
自分の作品をこういわれたどする?って、でも川上さんはこれを気持ち悪いといってプレゼンしたんです。
でも僕は自分の描いてるものは気持ち悪いものをかいてるなんて意識はなくて、むしろ綺麗なものをかこうとしています。
あれを気持ち悪いというのは慣習的な感覚なのかも知れませんが、慣習的な感覚からの逸脱をして、まだ発見されていない美しさを目指しています。

鹿子:
『箱』は絵のための挿話だそうですが、なぜ物語を書いてみようと思ったのですか?

磯貝:
僕の絵は万人受けするものではないです。
そこで万人受けする絵ではないのに支持されているものはなにかと考えたら、ゲームやアニメや漫画の絵だと思いました。
ゲームは例外がありますが、共通するのはお話があるということで、物語を書き始めました。
というのがまずありまして、箱の絵は特にお気に入りだったので、少しでも多くのかたに見てもらうために、気合いを入れて話を書きました。

鹿子(心の声):
ゲームの方へ、戻っとるw

鹿子:
noteを始めたのも、ご自分の絵に物語をつけて発信する試みのためですか?

磯貝:
noteを始めたのは自分の作品をお金に変えれるかも、という動機でした。

鹿子:
物語を書くのはnoteが初でしょうか。

磯貝:
noteがほぼ初めてです。

短い話は書いたことがありますが。

鹿子:
noteを選んだ理由があれば教えて下さい。

磯貝:
noteは拡散機能がほぼないようなものなので、多くのかたに知ってもらうのには向いてないように思います。
なのでTwitter等、拡散機能の高いSNSをやるべきなのでしょうが、noteの空気感が好きで、居心地よくてついついやってしまいます。

鹿子:

とのことですが、何冊くらいですか?

磯貝:
20冊くらいだと思います。

鹿子(心の声):
少なすぎるだろっ。

鹿子:
『斜陽』と『ぐるぐる使い』の他、面白かったものを教えて下さい。

磯貝:
三島由紀夫の
真夏の死のなかの煙草
真夏の死は煙草でとまってますw

Web小説の師匠シリーズ

すいません本当に数を読んでないので、その分面白いものにもあたっていません。
なのでエッセイもカウントさせていただきます。

田口ランディの
もう消費すら快楽じゃない彼女へのなかのすきま女
この
すきま女というエッセイに出てくる女性が小春のモデルです。

鹿子(番外):
正しくは、『すきまの女』でした。

読んでみたところ、主人公・咲は小春を愛したのだとますます思えて、いっそう切なくなりました。
作者である磯貝さんの、二人に対する愛も感じました。
私は『箱』を、バットエンドというよりは、ハッピーエンドに近いと思っています。

鹿子:
『箱』について、誤字??と思われたら、お知らせした方がよいですか?
(素敵な作品ですし…)

磯貝:
お願いします。

鹿子(番外):
お願いされたので、現在一話のみ、お知らせしていますw
なにか、ちょっとくらっとして足元が揺らぐような誤字なので、咲が語り手と思ったとき、あえて残しておくのも面白いかもしれませんが。
「そのままで!」のご希望は、磯貝さんまでどうぞっ。

鹿子:
本をあまり読んだことがない上に、挿話ですとかいっておきながら、相当に面白くてちょっと悔しいくらいでした。

磯貝:
映画は相当数観てます。

鹿子(心の声):
言われちゃった!((*´∀`))ケラケラ

鹿子:
あなたにとって変態とはどんな人ですか?

磯貝:
露出魔です。
コートを開いて見せつけるタイプの。

鹿子(心の声):
あ〜はいはい。

これの、あれが、それなw

しかし以下の記事を拝見すると、そういう磯貝さんもやっぱりどころかかなりそうなのねと思えます。
『箱』のそういうところも興味深かった方は是非ご覧くださいませ。
よく分からない前振りを堪えた後、納得しました。

☆☆☆☆☆

ここまでです。
お読み下さった皆様、ほんとうにありがとうございましたm(__)m


(オワリ)

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