5月制作イラストの紹介 4
月曜日はお休みです。休日は必要です。ニートでもやっぱり必要です。
というわけで、5月第4週に描いたイラストの紹介をします。
新規イラスト
千反田える6枚目。千反田さんが普通に座っている姿。
描いている間、迷ったのは顔。顔を唇辺りまで描くか、それとも顎まで描くか……。掌で顔が隠れている……という表現だけど、唇で切るとなんとなく中途半端な気がして。それに、顔と掌の質感が合っていないのも気になっていた。
この絵はどう受け止められるんだろう……と思っていたら意外な高評価で、ルーキーランキング299位。一番下が300位なので、ぎりランキング入り。これで良かったんだ、とホッと一息。
続いて千反田える6枚目。今度は普通の立ち姿。何の変哲もない、ベーシックな立ち姿を描こう……と思った絵。
評価は……残念ながら、今まで描いて投稿した千反田えるイラストの中では一番低い。立ち姿は平凡すぎたか……。
実はこのイラストをもって千反田シリーズは終了する予定だった。が、この低評価で終わったら、気持ちスッキリとはいかなかっただろうな……。
本日投稿、千反田シリーズ7枚目。
7枚目は体操着にブルマ。原作はショートパンツだけど、私はいまだにショートパンツが許せないので、ブルマ。『ProjectMOE』でもブルマだった。
で、そのブルマだけども……ヘソの下のライン、間違えたような気がする。このラインは、もっと水平になるはず。なんでこんな弓なり状にしてしまったのだろう?
体操着は描くの時間掛かったなぁ……。4~5時間くらいだったか。セーラー服はブラウス、襟、スカーフネクタイと別れているから区切りが付けやすいが(こっちもトータルで4~5時間かけるけども)、体操着は塗り部分が多く、しかも淡い色から少しずつ塗り重ねていったので、より時間が掛かった。体操着の塗りでえらい体力持って行かれたよ。
さて、pixivではどんな反応が……
先週月曜日に投稿した『ゆったりえる』がルーキーランキング275位に! ちょっと自信のないイラストだったけど、これまでの(全年齢)千反田イラストの中では一番の高評価。
……しかし、ルーキーランキングっていったい何だろう? 投稿を初めて1年目くらいしか入らないランキングだと思ってた。基準を知りたい。
一方、やっぱり残念作品だった『千反田える 立ち姿』。わずか28点。これが最後の作品だったら、相当がっかりしていただろうな……。最後にしなくてよかった。
『える自慰』は圧倒的評価。現在……今までの投稿作品のなかで第3位まで昇ってきた。一週間で60点もプラスしているので、この調子で進めば歴代1位更新は確定でしょう。エロイラストが1位獲得……というのはちょっと複雑な気分だけど。
ProjectMOE2 収録画
続いてProjectMOE2 収録画の紹介です。
今週も『ProjectMOE 2』に収録されている作品から3枚掲載。
pixivでの評価は……
必要のないデータだけど、個人的に気になったので、先週公開イラストも込みのデータを。
というのも『読書中のサキ』が先週23点から32点に上がっていたから。私が描くオリジナルキャラクターは基本、1~2日が勝負。それ以降は1点も上がらない……と思っていたけど、今日確かめてみると「上がってるじゃん!」っていう驚きがあったから。このブログを更新する時になって、数字が動いているの気付いた。私が個人的に面白くなったので、少しデータを残しておこうかな……と思って。
それで、先週発表の『準備運動のサキ』が39点とオリジナル作品の中ではかなりの高評価。……なんでだろう? 『千反田える 立ち姿』とどう違うのだろう?
『準備運動のあや』はやっと10点を越えたところ。他サイトでもすこぶる評価は悪い。私はこのイラスト、かなりのお気に入りで、「うまく描けたなぁ」と思っていたから、この低評価は残念。
まとめ
いきなりですが商品の紹介です。
『ProjectMOE2』。誰か買ってください。
なんでまた最初に商品紹介を載せたかというと、心底つらいから。本当にシャレにならない状況なんですよ。先週、ちょっと売り上げグラフを載せたけど、あの後、1部も売れず。2年間あれだけ頑張って働いたのに、収入なし……。
未だに夜が怖い。夜になると精神的ななんかわかんないものが壊れて、「うわぁぁぁ」ってなる。今までなにをやってきたんだろう。これからどうしよう。なんで私は何もしていないんだろう……。どうにかして今の状況をよくしたいから、販促頑張らないと……。
毎日販促のための絵を1枚ずつ上げているけど、悲しいくらいに効果なし。その絵をブックマークするんだったら、より豪華なバージョンが入っている本を買ってくれよ……メイキングも付いてくるぜ?……と思うのだけど。
どうせ売れないんだろうけどさ。
pixivFANBOXをやらないのは正解。単行本も買わない人達が、投げ銭するわけないじゃない。底辺がFANBOXなんてやるとより惨めになるからやらない。
やっぱり、これ読んでいる人は「早く自殺実況やれ」みたいな感じなのかな(笑)。
おお、そうだ。昔から「物故作家になると値が上がる」と言われるけど、あれは嘘。
この辺りの話、小説(→鑑定士ツグミ)でも描いたけど。バブル期、「作家がお亡くなりになると値段が上がりますよ」と言って絵画を売っていたところが結構あったそうだ。
何年か前、とある落語家が自宅に飾ってある絵画をテレビで披露したが、なぜ購入したかその動機を尋ねると「お亡くなりになると値打ちが上がると言われたから」だった。
誰が描いた絵か知らないし、良し悪しもわからない。でも将来への投資だと思って買った……。バブル期は「土地と絵画は持っていれば値段が上がる」と言われていた時代だから仕方ないところもあるけど。
経験的な話をすると……過去の色んなバブル期の話を読んできた経験での話のことだけど、一番やばいタイミングというのは、素人が投資を始める時。素人が儲かると思って土地やら芸術やら買い始めるタイミングが一番やばい。だいたいその直後くらいにバブルが弾けている。
バブルはいつか弾けるもの……しかしどこが引き際かわからない。といわれているが、とりあえず素人が投資の話をし始めるタイミングが引き際、と思うのがいいでしょう。
……日本、ずっとデフレで縁のない話だけど。
現実的な話をすると、物故作家の作品が上がるというのはほとんどの場合が嘘で、「上がる場合もある」というのが本当。「上がる場合」というのはレジェンド級の功績を残した人に限る。
漫画の世界で例を挙げると、手塚治虫や石ノ森章太郎といった作家だ。このクラスの作家だと、お亡くなりになった瞬間、生原稿や生原画なんかがとんでもない勢いで値段が上がる。
それ以外のほとんどの作家は、お亡くなりになった瞬間、値打ちがゼロになる。なぜなら誰も欲しがらないから。
だって、いらないでしょそんなもの。生きて生産している間は市場価格が付くけど、そうでないときに値段なんかが付くわけがない。文化史的な価値があればそこそこ値打ちが付くけど、それ以外の大多数の、コレクターも付かない名も知られないその他大勢の作家の作品は、お亡くなりになった瞬間、価値はゼロになる。
今の漫画家やイラストレーターはデジタルの人が多く、作品はデータだから、一点もの原稿としての価値なんて付かないだろうな……。有名作家でもお亡くなりになっても絵に価値は付かないかも知れない。
今の作家はほとんどがお亡くなりになったことすら知られず、ひっそりと姿を消していくんだろうな。
まあだから、私も死んだところで、私の作品になにか別の価値が付与されるとは思ってないよ。知らない間にブログやツイッターが止まっていて、ただただ忘れられるだけ……。
もう少し人に憶えてもらいたかった……。
本当にやりたいこと一杯あったのに、チャンスを全て失ってしまった。私に残されてることと言えば、誰かの笑いものになることかな(笑)。
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