6月6日 久し振りにスチームワールドディグをプレイする
『ドラクエ11』が終わってしまって、仕事終わった後の空白時間を潰すものがなくなってしまった。(テレビを見る習慣ももうありませんし)
というわけでまたまた『スチームワールドディグ』(3DS)を引っ張り出してくる。
このゲームがすごい好き。セーブデータが3つ全部埋まっていたので、今回で4周目になるのだろうか。ただただ穴を掘って、鉱物を回収して帰還、お金に換えてまた掘る。ただそれだけの地味な作業が繰り返されるゲーム。でも私はそういうのが大好きなんだ。
スリリングな駆け引き、手に汗握るバトル……実はそういうのはあまり好きじゃない。ゆるくて浅いほうがいいんだ。
3DS版は下画面に情報が表示されていて、それはいいのだが、鉱物の絵が大きすぎ。おかげでマップが左右端まで映らない。私としてはマップの方が重要だから、こっちのほうを大きくしてほしかった。
ただ、このゲーム、後半に入るとがっかりする。後半に入り、泥臭い炭鉱堀の世界観から、SF風味あるメカメカしい世界観に変わっていく。
うーん、私の好きな世界観は、今にも壊れそうなロボットが、汗かいて泥まみれ油まにれになって土掘っているイメージなんだがなぁ……。超科学が入ってくるのは「それはちょっと違う」みたいに思う。
ギミックも複雑になっていく。掘っても元に戻る土とか、トゲの付いた落下物とか、光線を出す機械とか……。2層目までもギミックは一杯あったけど、でもやっぱり土の世界の中にありそうなもの……という雰囲気のものだった。それが急にSF風味でどうなのかしら……と。SF風世界観はどうも愛せない。それに、やっぱり掘っても戻る土はどうにもスッキリしない。
それからボリューム感。だいたい5時間くらいで全部終わってしまう(早解きすれば1時間以内で終わるそうだ……マジか!?)。いや、800円のゲームだし、それをすでに3周以上遊んでいる、ということは間違いなく値段以上の満足度がある。めっちゃ面白いし。
でも……私このゲーム、すごい好きなんだ。面白いんだ。だからもっとやり続けたいって思ってしまうんだ。それで、この仕組みでエンドレスモードとかあったら最高なのになぁとか思ってしまう。
穴を掘って鉱物を持ち帰って、少しずつ街が賑やかになっていく……という構造のゲームだが、それもせいぜい建物が2軒増えるだけ。これも物足りない。いやいや、800円のゲームだからこの程度で充分なんだが。
なにかここで、賑わっていく街の風景にプレイヤーの心を映していける……そういう仕組みがあればよりいい感じになると思うんだがなぁ。ロボット達のキャラクターにどうにも感情移入しづらい。
ここで私が言っているのは、いかにしてリプレイ性を高めていくか、という話。もしもエンドレスモードなんてものがあっても、その向こうに目標がないと、動機がないと2~3回くらいで飽きてしまう。モチベーションが続かない。
リプレイ性を高めるにはゲーム自体を「もっと遊びたい」「スコアを伸ばしたい」とゲーム自体が目標になること。もう1つはそのゲームで得た報酬でより楽しい何かができること。楽しい報酬のために、労働としてゲームをプレイし続けること。この両方が満たされていることが望ましい。当たり前だけど。
ああ、そういうふうに考え始めると、「自分でゲームを作りたい」欲が出てくる。どうせやるなら、自分でオリジナルを作ってしまいたい。
一番やりたくないのは絵描き。本当にやりたいのはシナリオ。次にやりたいのはゲーム作り。早く絵描き引退したいものだ。今段階でもう絵描きには未練はないというか、すぐにでもやめたい。
『スチームワールドディグ』引っ張り出してきたものの、やっぱりあっという間に終わってしまった。『2』がやりたい! Switch版の! 金がない! 金がほしいぜ……みんな『ProjectMOE2』買ってくれよ……。あれが私の唯一の収入源なんだぜ……?
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