自分を大切にしてくれる人と一緒にいること ストラテラ服用日記980日目
発達障害・神経発達症の方は自己肯定感が低いことが多い。
よく、当事者の方とお話していてこの悩みを持っている方が多く、どうしたら自己肯定感を高められますか?という相談を受ける。
自己肯定感については明日書こうと思っていますが、漠然と自己肯定感とするのではなく、それを分解して考えることが重要だと思っています。
で、今日の話題ですが、自己肯定感を高めるのに一番大事なのは「自分を大切に扱ってくれる人と一緒にいる」ということです。
アドラー心理学的には他人の課題と自分の課題で切り分けるというスタンスでそれができていたら、他人からどう扱われても気にしないよういなれるのだとは思いますが、それはそれで悟りの境地に近いものがあるのでなかなか難しい。
人はどうしても周囲からの影響は受けてしまいます。
なので、悪い影響を与える人は遠ざけて、自分にいい影響を与えてくれる人を選んで、なるべくそういう方と一緒にいる時間を多くしてみましょう。
貴方のことを雑に扱う人、見下している人、disってる人、いじめてくる人、脅してくる人とはできるだけ距離を取りましょう。全力で。
そんな方と一緒にいる時間はもったいないです。人生は短い。
貴方のことを好きでいてくれる人、大切にしてくれる人、あなたの長所を認めてくれる人、尊重してくれる人と一緒にいる時間を増やしましょう。
そういう扱いをされることで、自分に自信が取り戻せてきます。受容してもらえる感覚というのはとても大切です。
他人に大切にされることで、自分は大切にされていい存在なんだと自覚できるようになります。
そういう感覚がとても大切なんだなと感じています。
会社の同僚とか上司とか、家族とか、もしかしたら距離をとるのが難しい場合も多いかと思いますが、できる限りそういった方と接する時間を短くするようにしましょう。また、相手の言うことに反応しない、間に受けないように心がけましょう。
物理的に距離をとるのが難しくても、心理的な距離をとって影響を最小化するように心がけてみてください。
貴方を大切にしてくれない人の話を聞かなくても構いません(感情の部分の話で、仕事上必要な話などは仕事の部分だけ話を聞きましょう)。
なるべく自分を大切にしてくれる人との時間を増やす努力をしてみてください。