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#アタタミュ ますか? 年末年始は、ミュージカル北斗の拳であたたまろう!

初手で社長を煽っていくスタイル。

(ツイートするときはタグ入れるから許して)

東京公演も残すところあと3公演、配信直前のこのタイミングで見に行くことが出来ました!

ものすごく楽しかった…!!
年末にぴったりの、パワーと愛にあふれた作品でした。
興味のある方は是非、配信をご覧になっていただきたいです!

生身の人間がこれを出来るんだ…という感動はどうしても損なわれますが、ダイナミックな演出や群舞の圧は、画面を通してむしろ強く感じられるかも。
私も昼か夜、どちらか見ようと思います!


北斗の拳ミリしら→大丈夫でした

この点、不安な方もいると思いますが…
大丈夫!
インターネットミームに汚染されてる程度のミリしらでもちゃんと最後まで話がわかりました

あ! ヒャッハーの人だ!

あ!! 種籾のおじいちゃん

ひでぶ! あべし! オマエはもう死んでいる!!

そんなノリでも大丈夫。
なんなら、ひでぶ!で拍手が起こる

きちんと3時間のサイズに話が再構築されておさまっています
たくさんの戦いにワクワクし、歌に乗せて表現されるケンシロウ達の思いをしっかりと感じながら、最後までハラハラドキドキしながら見られました。

人間の強さを感じた3時間

マジで感じました。

人間の強さ01:身体能力

俳優の皆様の身体能力、エグくないですか?
えっ?!人間そんなコトできるの?!!!
が三分に一回くらいはある。

大貫ケンシロウの跳躍と蹴りの高さ。
加藤トキの柔らかだけど的確な殺陣。
マントを着けたままバク転する植原シン。
皆、フライングする際のポーズキープの力強さも半端ない。
そしてラオウの昇天…。

軽やかに舞う筋肉のオンパレードでした。

殺陣も早い! 速い!
拳や蹴りでの殺陣って、こんな速度出せるの?!
ってビックリし続けてました。

人間の強さ02:心

リンかわいいよリン…ケンシロウを助けようとして、失っていた声を取り戻すのとかすごいエモい。
彼女やバット達の歌う、民衆の抵抗の歌がかっこよくて凄かったです。

ミリしらなのもあり、「なんかすげー強い人がすげー強い敵と戦うんでしょ」位の解像度でした。
でも実際は、ケンシロウはたくさんの人々の思いや命を背負って強くなっていた。
それが、たくさんのアンサンブルさん達が演じる、リアルな民衆の姿・声・心と共に迫ってきて、揺るがない事実として胸に刻まれました。

大貫さんのケンシロウそのものもかっこいいんですけど、それを取り巻く人々の熱さがあることで、よりそのかっこよさが真実になっていったんですよね。

あとやっぱ、ミュージカルと言えば歌! あたりまえ体操!
ミュージカルの歌は、心の昂ぶりに言葉と旋律を与えたものだと思っているんですよね。
この北斗の拳では、哀しみ・別れ・愛がふんだんに盛り込まれています。心がすぐ高まっちゃう
そこに歌が来ると…
キャラクター達の心がガンガン伝わってくるんですよ。

平原ユリアの、天から降る慈愛のごとき歌声もすごかった。
植原シンの、哀れですらある純粋な愛の歌も好き。
福井ラオウ「人間ではない♪」は、正直真実だなと思わされました。
レイとジュウザもキャラが良すぎる~どっちがやってる回も見たい!

ただかっこいいとか、殺陣がリアルなだけではないんですよ。
ミュージカルにしたことで、丁寧に、でも熱く、キャラクター達の心が届く作品になっていたと感じました。

人間の強さ03:創造性

これはただのクリエイター賛歌~!

曲も演出も良かった…。

作曲家:フランク・ワイルドホーンさん

ありがとう。
作品の解像度が高い~といっても私はミリしらなんですけど。

北斗の拳ってパワーワードが多いし、(実際のケンシロウはクールな人らしいけど)読み手の感情が高ぶるところが凄く多いんですよね。
そういうポイントをしっかり素敵な旋律で、より高みに連れて行ってくれるのが凄いなと思いました。

所々、デスミュを感じて別の意味で泣いていたけどね。
多分死ぬまでずっと、村井良大さんがデスミュで博多座の0番に立つのを見られなかったことを、悔しく思い続けるんだと思う。(※コロナで大阪・福岡公演が中止)
どうかまた推しと一緒にデスミュを作って下さい。お願いします。

演出:石丸さち子さん

滅茶楽しかったです…!

実は私は、昨年末も日生劇場で過ごしていました。

INSPIRE 陰陽師を見ていたんです。

こちらの作品は、年末年始にドカンとド派手な演劇で厄払いじゃ~~~~!!!みたいなノリで、最新鋭の機材をガン積みしてやっていた作品です。金のかけ方が好き

この北斗の拳も、演劇という非日常性の鮮やかさをまざまざと見せつけてくれたなと感じました。
あと年末年始にピッタリ。年忘れ出来る。

キャラクター達の細やかな芝居も、とても素敵でした。
ミュージカル部分のライトの使い方や、セットでの高さや奥行きの出し方が魅力的で、舞台上ってこんなに自由なんだ! って思いました。
バトルシーンは、おのおのの筋肉パワーも生かした殺陣をつけつつ、紗幕を使った大きなエフェクトや、死者の去り方にも工夫があって、北斗の拳の根幹を魅せてくれた。

あとこれは個人的な感想なんですけど。
北斗の拳って、蜘蛛女のキスと表裏一体の作品だな~っと思いました。
蜘蛛女のキスは、映画に救われたモリーナが、自分が夢見た生き方を選ぶ物語で。
北斗の拳は、美しいもの、かっこいいもの、ジョーク、そして愛が詰まった、モリーナを救った映画に似た物語だった。
今このタイミングで、北斗の拳と蜘蛛女のキスを続けて見られたのは、とても意味のあることだったなと思いました。

#アタタミュ ますか? ませんか?

アタタミュはこころをあたためてくれます。
華やかな演出や音楽に、テンションぶち上がること間違いなし。
是非…ご鑑賞あれですわよ。


P.S.公式素材気付かなくてゴメン

公式さんが見出し用に画像いっぱい用意してくれてるの気付かなくてゴメン~!!
これから感想書くnoteクリエイター各位は是非…私は加藤トキのお写真が好きです。


P.S.公式素材使ってみました

ホットでバーニングなラオウさまがいたので、タイトル変更と共に、見出し画像を差し替えてみました。

©武論尊・原哲夫/コアミックス 1983 版権許諾証GS-111

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