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ボートレーサーがトレーニングする理由
モーターボートは難しい
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時速80㎞で走るモーターボート。
カーブに差し掛かると遠心力=Gがかかり、体は振られます。
波があって跳ねたり・浮いたり、艇が水面に引っかかったり、いろんな挙動をします。
艇は常に動いていてとても不安定で、選手でもバランスを崩して転覆することは普通にあります。
モーターボートを操縦することは至難の業です。
整備をして、プロペラを叩いて、乗りやすくすることもできますが、毎回そうできるわけではありません。
毎回、同じ乗り心地というのは絶対ないです。
そのなかで、どんな乗り心地でも乗れるの選手というのは強いです。
どんな乗り方もできる=身体を自由自在に操れること
これを目的に選手は、トレーニングをします。
ケガを防ぐ
トレーニングと合わせて、ストレッチもかかせないです
ボートレーサーは年中レースに出るので、体を酷使しがちです
体のメンテナンスを行うことで故障を防ぎます
ストレッチやマッサージなどを行い、筋肉や関節の柔軟性を高め
疲労回復させます。
特に首や肩、腰などはボートレーサーにとって負担のかかる部位なので、ケアを怠らないようにしています
プロですから、簡単に乗っているように思えますが、
その裏では日々トレーニングやメンテナンスに励んでいます。