「恋スル!チャミスル」を #広告分析 #マーケティングトレース #デコン
「YouTube Works Awards Japan 2022」の受賞広告をピックアップ。
Best Sales Lift 部門での受賞広告は、眞露株式会社の『恋スル!チャミスル』
※Best Sales Lift 部門は、YouTube 広告を活用して売上拡大につなげたキャンペーンを表彰する部門
結果
SNSを含めた動画再生数:1000万回超(フルバージョン動画再生数 347万回)
月売上:対前年比60%増
広告の目的(何を達成するのか)
チャミスルは韓国では国民酒と言われるほどの定番ブランド。日本でも同様に日常で選ばれるお酒を目指したのが今回の取り組み。
「好意的認知の獲得と購買意向の向上」を目的とする。
コンシューマーインサイト(心をうごかすツボは)
これに共感した自分は「韓国好き」と堂々と言える。これに共感する人とは特に仲間意識を共有できる。「わかってる」と思われたい願望。
トレンド、価値観
韓国ドラマの流行、ネタバレ消費(内容や結末を知った上で見る)、韓国スイーツや韓国関連ブーム、推し消費
ターゲット(誰に語りかけるのか)
韓流、エンタメファンの20代〜30代男女
プロポジション(何をメッセージするのか)
韓国ドラマの定番(あるある)見せることで、韓国愛を増幅させる。
定番=チャミスルというストーリーが一致する。
現状(どう思われているのか)
すぐ手に取れる場所に売ってない
度数が強い。焼酎のイメージがある。
韓国料理屋さんにしか置いていない
定番というほど身近にない
将来像(どう変えたいか)
日常で飲むお酒の選択肢に入りたい
信じられる理由(根拠は)
韓国での定番商品で名前は日本人でも聞いたことがある
韓国企業のため韓国愛が伝わりやすい
トーン(どんな語り口、雰囲気で伝えるか)
韓国ドラマの定番をイジりながら、バカにするわけではなく、バランスが取れている切り口。非ファン層が見てもわかりやすい構成、。画の作り込みやこだわりを感じられるため、受け入れやすい。
アウトプット
「韓国ドラマのあるあるネタ」を散りばめたドラマ企画。
広告主:眞露
広告会社:ジェイアール東日本企画
制作会社:xpd、AOI Pro.
ブランド:チャミスル
広告フォーマット:TrueView インストリーム広告