本とお別れするときの手順書(2024年版)
年末の大掃除に備えて物を整理しています。
きっと来年もすると思うので、来年の自分のために手順を残しておきます。
売る本を選り分ける
1 年くらい読んでいない、かつ今読んで心がそこまで動かない本は売っても良さそうという基準を作っています。
自分が読まないなら、眠らせておくよりは他の誰かに読んでもらった方がいいですから。
あ、教科書のたぐいは別です。何年経っても急に使うことがあるので。
文献管理ソフトに登録する
離れていても覚えていたいと思うような本は、概要を記録しておきます。
記録をどこに残すか。私は文献管理ソフトとして Zotero を使っています。
まだ Zotero に登録していなければ 、Amazonでその本を探し当て、 拡張機能経由で登録します。(ワンクリックでその本の書誌情報を保存しておけるので便利です)
本の要約を作る
本の要約を作ります。目的は 2 つ。
大体どんな本だったかを思い出すため
その本について人に説明するため
後者なら必ずしも自分の言葉で説明する必要はないので、生成AI の力を借りてちょっと楽をします。
Perplexityで書籍タイトルを検索して要約を作ります。
「(本のタイトル)」の要約を作って。
PerplexityはWebからその本に関する情報を検索してくれるので、有名な本なら、そこまで外れた答えは出てきません。
もし、要約が違うなと思ったら、自分で手直しします。
これをZotero にメモとして残しておきます。
目次を保存する
出版社サイトなどで書籍の目次を手に入れることができれば、同じようにメモとして保存しておきます。
自分のハイライトや書き込みを転記する
自分のハイライトや書き込みを目次に転記します。
抜書きは引用符を使って、ページ数とともに残しておくこと。(後で引用するかもしれないため)
本をきれいにする
書き込みを消す
本の書き込みを消します。
書き込みは全てフリクションで行っているので、中温以下のアイロンをページに軽く当てて消していきます(1 秒程度で消える)。
フリクションの書き込みは冷蔵庫に入れると復活させることができます。
読まれて恥ずかしくなるような書き込み、あるいは個人情報の書き込みのある本はそもそも売らない・譲らないというルールにしておけば問題ないです。
あとは、ホコリを払ったり、汚れを拭き取ったりします。
行き先を決める
さあ、この本は次は誰に読んでもらうのが一番いいでしょうか。
想像しながら行き先を分けます。
見知った誰かの役に立ちそうな本→あげるか貸すか打診してみる
専門書、技法書、マニアックな本→個人経営の古本屋に売る
自己啓発書やトレンド、ビジネス本→ネット古本屋に売る
どうしようもない状態の本→古紙回収に出す
あとは思いを込めてそれぞれの行き先へ送り出すだけです。