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ようこそ、ボランティアさん

皆さんこんにちは。とらいふ武蔵野 運営企画推進室の河原です。
デイサービスセンターとらいふ武蔵野では、3月から2名のボランティアさんの協力を得て、ご利用者に対するスウェーデンタッチケアを実施しています。

活動を始める前に、介護施設で初めて活動するボランティアさんに向けた研修として、「認知症ケア」と「車椅子操作」についての基礎研修を実施しました。

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認知症ケアについては、認知症の基礎知識について穴埋めの用紙で学んだ後に、認知症のBPSDを防ぐコミュニケーションについてディスカッション形式で学びました。

ディスカッションの様子

▼参加者の声(その1)
・BPSDへの対応がいかに大切で個々に違うことが理解できました。
・(認知症の方との関わり方に)「正解はない」が腑に落ちました。
・認知症の方が投げた変化球を、どう受け止めて返すかを試されている、そのことを講師の方は楽しんでいるように感じました。
・認知症の方の印象が良い意味で変わりました!

ディスカッションでは、ボランティアさんから家族介護者の立場としての思いを伺うことができ、講師である私たちも大変学びの多いひとときとなりました。

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車椅子操作については、車椅子の構造や名称を学んだ後、利用者役・介助者役になって、施設内外の移動の練習をしました。

「リクライニングは難しい・・・!」
「急に倒されると怖いよね」
「ホントだ!」

▼参加者の声(その2)
・車椅子は、移動するための道具ですが乗る人よりそれを扱う人が熟知しないと危険な道具であると感じました。
・家庭老老介護での使い方は、特に気を付けねばと思いました。実際に体験できて良かったです。

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▼参加者の声(その3)
・この機会を通して母への対応が楽になればと勉強させて頂きます。
・自身の経験が乏しい為施設でのケアに対する不安がありましたが安心して取り組むことが出来ました。
・ケア前の研修は必須ですね。やるやらないでは私自身の心持ちや姿勢が全く変わっていたと思います。


とらいふ武蔵野ではスウェーデンタッチケア以外にも、とらいふぁーむの園芸・堆肥作り、とらいふマルシェでの出店やパフォーマンス、フードバンクからの食物提供など、様々なボランティアさんが活躍されています。

これからも、ボランティアの方々、ご利用者、職員が交流を深め、一緒に楽しい時間を過ごしながら、地域に開かれた施設の新たな可能性を模索していきたいと思います。

とらいふぁーむでは、先日からホップの栽培が始まりました。とらいふビールの完成に向けて、水やり作業のお手伝いをしてくださる方を募集しています。
ぜひお気軽にお問合せください!

とらいふ武蔵野
河原優子