Salesforce開発者コンソールを使ったレコード一括削除
開発者コンソールを使ってレコードを一括削除する方法を紹介します。
開発者コンソールを使うのはなんだか難しそう。という方も多いかもしれませんが、意外に簡単なのでぜひお試しください。
この方法を教わってから、開発時に作成されるテストデータなどを1個ずつ消す手間が無くなり非常に楽になりました。
やりたい事
レコードの一括削除
実現する方法
開発者コンソールのSOQL文を使う
そもそもSOQLとは?
つまり、Salesforceのデータベースにアクセスするための言語ということですね。
SOQLの構文
SOQLは型が決まっているのでそれに沿えば以外と簡単に書けます。
それでは実際に書いてみましょう。
SELECT fields FROM objectName [WHERE condition]
SELECT句、FROM句、WHERE句で構成されています。
WHERE句は省略可能です。レコードを取得する際に何かしらの条件を加える(例えば、取引先名が○○と一致しているなど)時に使います。
今回は一番シンプルな書き方です。
SELECT Id FROM Account
これだけです。
開発者コンソールを開く
設定ボタンの「開発者コンソール」を開きます。
Query Editorにコードを書く
開発者コンソールを開いたら、「Query Editor」を開きます。(写真のオレンジ色の部分)
そこに、先ほどのSOQL文を書きます。
そして左下にある「Execute」を押します。
そうするとレコードのIDが表示されるので、すべて選択した状態で、「Query Editor」の上にある「Delete Row」を押します。
そうするとレコードが削除されます。
いかがでしたか?
思ったより難しくなかったと思います。
これでレコードの削除を最小限の手間で出来るようになりました。