【翻訳部辞書:F】FM radio
こんにちは。プロジェクトマネージャーの小沢です。みなさん、ラジオはお聴きになりますか?fはなかなか思い浮かぶ単語がなかったのですが、紙の辞書をめくっていて”fine”、“fun”、”favorite”などのポジティブな単語が目につきました。それらの単語から連想して“FM radio”という単語が降りてきたので、かつてよく聴いていたラジオのことを書いてみます。
ラジオの思い出
むかしはラジオといえばリアルタイムか、もしくはカセットテープやMDに録音しないと聴けないものでしたが、今ではアプリなどで過去の放送なども聴けるようになりましたね。なんとかしてPCなどで自動録音ができないものかと色々調べていたころが懐かしいです。
ラジオはわたしにとって身近な存在でした。母が毎日「ラジオ英会話」を聴いて英語を勉強していたのと、車で出かけるときは必ずといっていいほど父がラジオを聴いていたからです。いまでも覚えているのは、「ラジオ英会話」が母の昼下がりの仮眠時の目覚ましがわりになっていたことや、カセットテープの録音時に(母は録音もして聴いていました)、片面がもういっぱいになって反対側の面にリバースする際の「ガチャン」という音。また、中学生のときだったか、田舎から東京に車で向かった際に渋滞の首都高で聴いた「一杯のかけそば」の話。渋滞の気だるいスピードで進む中、この物語の話が心地よく自分の耳に入ってきて、その内容に感動した記憶があります。
身近な存在であったにもかかわらず、残念ながら自ら「ラジオ英会話」を聴くことはなかったのですが(いま思えば聴いておけばよかった)、大学時代に過ごしていた寮の友人の影響だったか、J-WAVE(81.3MHz)を聴き始めました。社会人になってからは一時期テレビのない生活をしていた時があり、その際に完全にラジオにはまり、通勤時にも聴くほどでした。
英語を勉強していたので、バイリンガルのラジオDJ、パーソナリティーの番組などを聴く目的もありました。特に好きだったのは、Saschaさんの「WAKE UP TOKYO」、ジョン・カビラさん、別所哲也さんの「GOOD MORNING TOKYO」で、朝からハイテンションのトークと音楽でエナジーチャージをして、学校や仕事に向かっていたものです。また、先月にラストを迎えてしまったピストン西沢さんの夕方の番組「GROOVE LINE」。ピストンさんのトークやテンポ、テンション、一般の方との絡みや暴走(笑)が好きでした。
ラジオのここが好き
ラジオの何が好きなのかを5つ、考えてみました。
1.何かをしながら聴くことができる
朝の支度や、夕飯の支度など、手や身体を止めなくてよい。無駄な時間ができにくい。
2.ラジオパーソナリティーとリスナーとの距離が近い
リスナーからのコメントなどウェルカムで、コメントの常連さんなどもいてファミリー感がある感じがする。
3.音だけなので想像力・妄想力を働かせることができる
目からの情報は入ってこないので、パーソナリティーの表情から情報のすべてにまで想像力・妄想力が働く。脳の活性化につながっているかもしれない。
4.未知の音楽との出会い、既知の音楽との再会
自分で積極的に好きな音楽を探す方ではなかったため、ラジオでランダムに流れてくる音楽から、「いい!」と思うアーティストのアルバムを買うなどしていた。新しい音楽だけでなく、むかし聴いた大好きな曲、思い出の曲などが流れてきたときの淡くせつない気持ちがまたよし。
5.CMがおもしろい
映像がない分、表現力がすごい。ときどきストーリー仕立てになっているものもあり引き込まれる。
といったところです。書いているうちにまたラジオ熱が上がってきました。今夜は、「GROOVE LINE」の最終回のYouTubeでも聴きながら夕飯を作ろうと思います。