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週刊Twitter批評。今週もやります!

こんにちは。山下Topo洋平(@topoyohei)です。

先週はじめてやってみて、好評だったのか不評だったのか何もかもがわからないTwitter批評。

今週もやっていきます。

早速いってみよう。
なお取り上げる作品は先週2月22日から2月28日までの1週間、わたくし山下Topo洋平のツイートが対象となっております。
まずはこちら。

時事ネタ。怠惰ツイート。
先週のつぶやきをご覧の方にとっては続き物でもあり、筆者みずから「今年は確定申告を初日に出す」と大言壮語を吐いたものの、読者の大方の予想通りまだ何もやってないことがあきらかになった瞬間でもある。

無理やり理由を作って事務作業からなんとか逃れようとするダメ人間っぷりが微笑ましく、非常にジューシー。誰しもツッコミを入れたくなる、読者に迫ってくるグルーヴ感が素晴らしい。

初っ端から誤字でスタートしているところは減点対象。しかしそこはまだいい。人間にミスはつきものだもの。
問題は次の点である。
最後の最後で「明日から本気出す」という、いわゆるネットの定型文・決まり文句・クリシェに逃げてしまっているところが非常に残念。目先の笑いを安易に取りに行ってしまった。確かに笑える。しかし笑えれば良いのか。オリジナリティ、クリエイティビティの欠如、筆者の逃げの姿勢、もしくは楽をしたいという考えが見て取れる。最後まで頑張れ。
私はそう思います。

★★★★★★★☆☆☆
7点/10点満点


次はこれ

ダイエットが思い通りにいかない筆者のちょっとした失敗談をコミカルに綴っている。非常にジューシー。
脾腹」「私もしてみむとするなり」などの表現、たいへん趣がある。

「脾腹」の出典元はお察しの通り、菊池寛の『形』から

‟敵の突き出した鎗が、縅の裏をかいて彼の脾腹(ひばら)を貫いていた。”
引用:菊池寛『形』

ちなみに、『形』はこの一文で終わる衝撃的な結末の短編。
もし興味がある方は読んでみれば。青空文庫にあるので。
私は中学生の国語の教科書に載っていたこの作品を読んで以来、「脾腹」という言葉が頭の片隅から離れないのであった。

「私もしてみむとするなり」は言うまでもなく紀貫之『土佐日記』から。

‟男もすなる日記といふものを女もしてみむとするなり”
引用:紀貫之『土佐日記』

私は短歌が好きでたまに和歌集を読むのだけれども、『古今和歌集』などを読むとたびたび出てくる紀貫之の歌はほれぼれするほど美しい。
こういった歌集は玉石混交だが、彼の歌はまさに宝玉。
まばゆいばかりの輝きを感じたものです。いとをかし。

めちゃくちゃ話がそれた。
関東直撃間違いなしと報じられていた台風が上海に上陸するぐらいそれた。

「ぴえん🥺」と「ウケる」の関係性など、重要なことにまだ言及していませんが時間が来てしまいました。ここで採点となります。
菊池寛とか紀貫之とか、どうでもよかったわ。ごめんね。

★★★★★★☆☆☆☆
6点/10点満点

本日はここまで。

Twitter批評。もしかしたら来週もやれたらやります。

さようなら

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