#37 彼岸は何をすればいいのか?
明日から秋の彼岸入りになりますが皆様は彼岸とはどういった事かご存じでしょうか?
彼岸とは
三途の川を挟んで我々の住むこちら側の世界を此岸(しがん)、向こう側の仏様が住む世界を彼岸といいます。
この間に流れる三途の川の水が少なくなって向こう側との距離が近づくのが彼岸の期間です。
この彼岸の期間に仏道修行を集中的に行い、悟りの境地に至ろうというのが彼岸の始まりで本来は仏教修行の六度万行(六波羅蜜)を1日ごとに行う6日間でした。そこに彼岸に最も近くなる中日にお墓参りをする1日を足して7日間となりました。
では六度万行とはどういった事で何をしたらよいのでしょうか。
六度万行(六波羅蜜)とは
布施・・・施し、親切
持戒・・・言行一致
忍辱・・・忍耐
精進・・・努力
禅定・・・反省
知恵・・・修養
上記の5つを行うと知恵が生れますよという事です。
お盆が終わって流石に彼岸も帰るのは無理だし仕事もあります。という方は是非この六度万行を生活の中に取り入れご先祖様や仏様に見てもらいましょう。
それでは皆様が良い人生でありますようお祈りしています。