トレード振り返り&トレード解説【6月7日〜11日】
今週もトレードの振り返りと解説をしていきます。
解説の観点
・インバランスの使い方/考え方の復習
・大衆トレーダーが負けるポイントの説明
・トレードしてる時に考えるべきこと
GBPUSD 20時間足(ほぼ日足) 売り
最近はスイングトレードをメインにトレードしているため、日足規模での値動きに着目しています。20時間足は、1日を20時間と4時間に分割する時間足です。日足を使うより、値動きがインバランスとして見れるため、最近使っています(感覚としては、日足より見やすい)
ポイントは、緑色の箱で記したところの出来高が高かった点です。
基本的に、大衆トレーダーが作り出す値動(今回だと緑色の箱)は出来高が高くあることが理想的です。
今回も、緑色の箱のところで多くのトレーダーがロングし、その後値がさがり買った人は損をする=逆に売っている人は勝つ、ということがゼロサムゲームの理論から言えることとなります。
ギャンブルにおいて勝ちとは、結局のところ誰かが負けて達成できるものです。このイメージは忘れないようにします。
この本質があって初めてテクニカル分析や需要供給の分析が役に立ちます。これらの分析手法は魔法の如く未来を教えているのではなく、自分が知りたい現象を一貫した方法で示しているだけだからです。この場合、自分が知りたいことは「どこで多くのトレーダーがロングしたか」と「彼らが損を抱えているか」の2つです。それを知るためにインバランスと出来高を分析しているだけに過ぎません。
USDJPY 20時間足 ロング
赤の箱で記したところが、ショートしたトレーダーが多い可能性が高いところです。その後の上昇で買いの方が優勢となり、反発ゾーンとなりました。
よって、そのゾーンからロングをしました。(まだちょい利益状態)
ただ、現在ドル円に関しては、少し売り(あるいはレンジ)の可能性もあります。よって、このシナリオを維持するかは、6月10日のローソクをブレイクするかで判断します。上にブレイクした場合はロングのシナリオを維持し、ブレイクしなかったら撤退したほうがいいでしょう。
今週は以上です。
先出しの反発ゾーンは、トレーディングビューをご覧ください。