少し前のゆる〜く気になる記事 町工場、女性が働きやすく
女性が働きやすい町工場を目指す中小企業が増えている、という記事ですが、とても共感が持てます。
トランプ新政権では、行き過ぎたダイバーシティインクルージョンが後退するのでは、と言われていますが、記事にある企業は全く異なり従業員のことを考えながら、取り組んでいる事は持続的な運営を続けるための戦略だと理解しました。
1/24 町工場、女性が働きやすく
とある企業さんの活動ですが、女性の冷え性対策と足腰の負担軽減を考えて工場の床をコンクリートからゴム素材に変更したとのことです。また、他の企業さんはパートさんの勤務時間の変更を全て叶えるために生産計画を毎日組み替えている(!)という事です。素晴らしい取り組みです。
大企業が女性活躍、と大きな声で言っていますが、本当に女性のためにやっているのか、疑問もあります。それって、企業の評価の為じゃないの?と思うところもあります。
それに対し、この記事の企業さんたちは、人材不足という課題はあるものの、働く女性の役立つことを実践出来ていると思います。
「中小だから生産計画が調整出来るんだ。ウチみたいな大企業は無理」なんて仰る生産関連の方や経営者の方がいる企業は要注意です。皆様の会社は大丈夫でしょう?
記事に戻りますと、この企業の社長さんは「古い価値観を打破する」と仰っているそうです。また、これは女性だけへの取り組みではなく、初心者にも扱いやすい機械を購入するなど人材不足の解消についても成果を発揮しそうです。
元々、機械加工などの生産現場は男性が主体で、総務や経理は女性という古い価値観があったのですが、この古い価値観では人材不足に対応出来ませんし、女性社員の適正無視や成長の場を奪っていたことにもなりかねませんでしたので、こういった取り組みは双方に価値を見出すものと思います。
このような記事を読みますと、社長自らの意識改革や取り組みが不可欠であると強く感じます。
とても素晴らしい記事でした。