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12/28のゆる〜く気になる記事 トヨタ発「ROE革命」
先日トヨタが公表しました「ROE 20%宣言」ですが、トヨタの発言により割安である日本株の評価が覆せるのか、という日経新聞の記事になります。
12/28トヨタ発「ROE革命」
トヨタが公表した経営目標については、12/26の日経新聞に記事化されています。
12/26 トヨタ、ROE目標 20%に
この目標は、現状の2倍、世界の車大手でトップ級となります。
自動車メーカーにとってはROEを大幅に改善するのは簡単ではありません。自動車生産工場など資産規模が大きい中、トヨタがROE 20%を達成するとなると、現状の自己資本から逆算すると純利益が最高益だった前期の4兆9449億円を6-7兆円に引き上げる必要があります。利益水準の引き上げと共に自己資本の圧縮が必要です。
ホンダと日産の統合と1兆円規模の自社株買いに加えてトヨタの発信は、日本株への関心が薄れていた海外投資家も反応しているという事です。
楽天証券のチーフ・ストラテジストの方のコメントでは「トヨタの潜在的な企業価値は、EVではなく自動運転」とあります。テスラもEVから自動運転タクシーへプラットホームを変えてきています。大きな期待が出てくると思います。
記事では「トヨタは、企業価値を高めるためにPBR 1倍超え程度に甘んじないという意思の表明であり、企業発のROE革命」と結んでいますが、まさに日本を代表する企業であるトヨタの発信は、世界にも国内にも大きな影響と期待を与えるものだと思います。