懲りずに紅葉の宮島へ

今まで旅した中で最も紅葉が似合う街だと思うのが宮島。一昨年、尾道へ行くついでに "秋の" 宮島を訪れた際に圧倒的な紅葉の美しさに見せられ、懲りずに昨年も訪れたのだ。

宮島は、大鳥居だけでなく、五重塔、神社、大聖院、鹿、海、ローカルな商店など複数の魅力がある。これらが小さな島に凝縮されているから手軽に観光できる。

今年の紅葉シーズンも近づいてきた今、僕が昨年と一昨年に宮島を訪れて撮った写真挙げながら、秋の宮島を紹介する。

朝焼けの航海

11月3連休の宮島は尋常じゃなく混雑する。だから僕は、宮島口の近くのゲストハウスに泊まり、始発6:25のフェリーで宮島に向かった。

早朝の冷たい空気の中に佇む神殿

神殿の奥に五重塔が聳え、フィクションのような印象すら受ける

もう一つのシンボル、五重塔

大鳥居と並んで宮島のもう一つのシンボル、五重塔。1407年に建てられたといわれている。

メインストリートを離れて高台に登ると街と五重塔が見渡せた。

ふと見上げると、五重塔。やっぱりこの島の遠近感はフィクションっぽい

もみじ谷へ

街の散策を終えたらもみじ谷へ向かおう

倒木と色づいた木々のコントラストが印象的だった

しっとりした情景。左側の趣ある建物が公衆トイレとは思うまい。

赤とオレンジ

フジカラーの看板、ショーウインドウの骨董品、オートバイ、落葉した木々。ノスタルジーの完成形。

鹿の楽園

宮島は鹿の楽園だ。そこらじゅうに鹿がいる。

かわいい。

かわいい。

防火水槽が鹿の休憩所

紅葉の絨毯に居座る

しかのこのこのこ

「あなごめしか」

紅葉の宮島のハイライト、大聖院へ

大聖院へ向かう途中の石橋

お地蔵様と紅葉

燃えるような紅葉と黒い寺院のコントラストが効いている

天狗は紅葉が似合う

観音様も紅葉が似合う

大聖院の最深部に位置する遍照窟。
四国八十八箇所の寺院の本尊が安置されており、八十八箇所の礼拝と同様のご利益があると言われている。

メインストリートに戻ろう

もみじ谷、大聖院の紅葉を見終えて、昼過ぎに厳島神社本殿まで戻ってきた。人出が増えていた。

表参道はとても賑わっていた

トンネルの横を通って町家通りへ。

賑やかな表参道と並行する町家通り。
数十メートル先に表参道があるとは思えない長閑な雰囲気。僕は勝手に「裏参道」と呼んでいる。
裏参道沿いには落ちいついた喫茶店が何軒かあり気に入っている。

ぎゃらりぃ宮郷 茶房でおしることコーヒーを頂く。コーヒーは酸味が効いていて甘いしるこによく合った。

古民家を改装した店舗で、窓から見える中庭が素敵

今年も行こう、宮島へ

夕方になった。土産物屋を眺めながらフェリー乗り場へ向かう。

さらば宮島、また来よう。

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📷 Camera: FujiXT30 + TT artisan 35mm f1.4
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