「空気」の美味しさ

僕は家があまり好きでない。
なぜだか長時間いると気分が悪くなるのだ。

そしてどこが好きかというと外である。
そして自然にまみれたところに行くと最高に気分がいい。

これって何なのだろうか。

アウトドアな人間だから？でもインドアも好きであるし、しかもなぜアウトドアが好きなのかという理由を聞かれるとイマイチ答えがわからない。

という疑問を持って23年。

最近友人の発言で気がついた。

大人数でハイエースに乗った時のこと。
彼は「空気がまずすぎる」と言っていた。
その時僕は何を言ってんだ彼は笑。としか思っていなかったが、
彼とスノボをしに行って「楽しかった？」と感想をいうと
「やっぱり一番良かったのは空気が美味しかったこと」と冗談でなく言っていた。

そう考えると彼の中には
「空気」には美味しさがあるのだ。ということが分かった。

それで自分に置き換えて考えてみた。

そこで全て納得がいったのだ。
僕が家が嫌いなのは「空気」がまずすぎるから。
そして自然のある場所が好きなのは「空気」が美味しいから、だと。

事実僕の家は窓がほとんどなく風通しがとっても悪い。空気の循環も悪すぎるのである。

そして
将来は
自然のある家を持ちたい、空気の美味い場所で生活したい！という新たな目標が生まれた瞬間でもあった。

ここで筆を置く。

Ketairo.