中国横断 その6 蘭州
中国横断 ③の西安から④蘭州に向かう列車、蘭州の話。
これまでの中国横断はこちら。
揚州から始まり、南京、西安と渡ってきた。そして蘭州に向かう。
2019年9月8、9日 西安〜蘭州の列車
南京から西安同様、西安から蘭州へ向かうのに夜行列車を使うこととなった。
列車に向かうまでがすごい笑。ぎゅうぎゅうの押し合いだ笑。
今回の距離は700キロメートルだ。
日本でいうと、東京から広島くらいの距離である。
夜中出発で前回同様とてもざわざわ落ち着かずだが、
頑張って寝て早朝
「蘭州」に到着。
2019年9月9日 蘭州
蘭州といえば「蘭州ラーメン!!」だと思い、
列車内で仲良くなった蘭州の人オススメの美味しい蘭州ラーメン屋さんに連れてってもらった。
とってもあっさりのスープ。そして細麺。それにお好みで辛いタレのようなものを入れる。
めちゃくちゃ美味しい!!というものでは無かったが、朝にはぴったりの身体が落ち着くラーメンだった。
親切にご飯やアレコレを教わったあとし食べた後は列車で出会った方とバイバイ。
その後トイレに行きたかったので探したら有料のトイレしかなく、
地下の有料トイレへ。
するとこの有り様。
よく有料でやってけるなと心底思った。
快適でトイレの個室でケータイ見ながら居座っちゃう日本のトイレは改めて素晴らしいと思えた。
その後SNSで知り合った、蘭州に中国語の語学留学に来ているイランの女性と待ち合わせることに。
バスで1時間の市街地に集合でそこに向かうバスに乗った。だが一向につかない。
なんならどんどん田舎の方にバスが進んでいる。
全然止まらずグイグイ進んでいくので少し不安になり、
ジェスチャーで「ここに行きたい!」というと驚かれる。
「おい、全く違うバスだぞ!!」のようなニュアンスのことを言われた。
焦ってるとバスの乗客の一人がスマホを見せてきてくれた。
そこに英語が書いてある。
「どこに行きたいのですか?」と書いてあった。
市街地に行きたいというと調べてくれ、そしてバスをわざわざ一緒に降りてきてくれ、市街地に向かうバスを教えてくれた。
言語が通じなくとも、困っている人を助けたいという精神に感動を覚えたひと時だった。
そしてその方のおかげもあり、2時間遅れほどになってはしまったがイランの女性と落ち会えた。
蘭州は他の都市と比べたら少し田舎な印象だ。
オススメのご飯屋さんに連れってくれた。
この白菜の炒めものがぶち美味い。ニンニクが効いててとてもご飯が進む。最高だった。、そして鶏とジャガイモの煮物もとっても美味しかった。
そして蘭州では有名なイスラムの教会 モスク
「蘭州西関清真大寺」
(蘭州には中東の顔の人が多く見られた。さすがシルクロードの道ということもあろう)
に連れってくれ、
その後蘭州、いや中国で有名な河である「黄河」に連れってくれた。
漢文や中国史で出てくるあの「黄河」だ。
別の世界のものだと思っていたものが目の前にあり、震えたのは今でも覚えている。ただとっても汚かったのはさすが「黄色」という名称がつくだけある。
そしてその黄河を横渡る「中山橋」に行き、
近くの白塔寺に行き、
あとは色々文化の違いや国のあれこれについて話あった。
彼女は6ヶ国語ほど出来るらしく、第二外国語が少し話せるようになって喜んでいた自分がとても恥ずかしいと思ったことは鮮明に覚えている。
そして19時発の敦煌行きの列車に乗るためにそこで彼女とはバイバイをした。
ガイドをしてくれた上に最後にイランのお土産までくれた。
バスの乗客の方にもイランの人にも
本当に感謝だし、人の温かみには涙してしまった。
そしてなかなかタクシーがトロくて駅内走りまくってどうにか列車に乗った。
次の目的地はシルクロードの道、砂漠都市「敦煌」!!
2019年9月9日 蘭州の経費
中国一元=約15円
・トイレ 2元
・蘭州ラーメン 10元
・蘭州ラーメンの牛肉(入れ放題) 8元
・ロッカーに荷物預けた 20元
・バス(間違えた方) 9元
・飲み物 5元
・バス 10元
・飲み物 6元
・地下鉄 3元
・飲み物 5元
・タクシー 15元
・水 5元
計 98元=約1470円
蘭州〜敦煌の列車チケット
244.5元=約3667円
合計 5137円
オマケ
ワンちゃんが可愛かった。
マクドナルドに牛丼が売っていた。
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