写真家の言葉。
写真家の友人の個展に先日行ったときのこと。
彼も在廊していたので写真について色々質問をした。
「この写真はどういう意図があって撮ったの?」と聞いた。
すると
「この写真がどういう意味なのか、という問いそのものが間違ってるかも。そこの写真に意味があるかもしれないけれど、全く持ってないかもしれないし、持っていても言語化はうまくできない」とのことだった。
また
「この写真の色合いは加工編集しているのか」と聞いて見たところ
「色合いの編集は撮った後にしている」とのこと。
ただ、
「カメラのフィルターを通した時点でそれは『カメラ』が色合いを編集している。だからその後の色の編集は自分に合わせて変えているだけであり、全ての写真の色は編集されている、とも言える。逆にいうとそもそも写真には色は無いのかもしれない」とのことだった。
素直に「やられた」と思いました。質問にも人のバカさ未熟さ加減が出てしまうのだと。
学びが多いひと時でした。
ここで筆を置く。
Keitaro.
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