詩* 会いたい理由
なぜだろう
どうしてだろう
ときどき無性に
会いたくなる
温泉の町を抜け
トンネルと波をくぐり
たどり着く
海沿いの小さな水族館
クラゲはわたしを
空っぽにしてくれる
訳の分からないイライラや
目に見えない重たい空気や
忘れたはずの傷の痛みも
生きるためには必要ないと
思わせてくれるキミの存在
アクリルの中のわたしは
もう余白で満たされている
なぜだろう
どうしてだろう
ときどき無性に
会いたくなる
温泉の町を抜け
トンネルと波をくぐり
たどり着く
海沿いの小さな水族館
クラゲはわたしを
空っぽにしてくれる
訳の分からないイライラや
目に見えない重たい空気や
忘れたはずの傷の痛みも
生きるためには必要ないと
思わせてくれるキミの存在
アクリルの中のわたしは
もう余白で満たされている